上映 MOVIES

SUB MENU

戦場のメリークリスマス 4K修復版 Merry Christmas, Mr. Lawrence

上映中~2月16日(木) ※当館では2K上映となります。 

©大島渚プロダクション

日時

上映中~2月16日(木) ※当館では2K上映となります。 

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

鮮烈かつ、鮮明によみがえる――最後の大規模ロードショー

大島渚監督、最大のヒット作。
戦争の闇を容赦なく描く伝説の名作《日本最終上映》!

最終上映期限が2023年3月末に迫り、最後の最後に最終上映することが決定!
昨年4月から上映開始となるも、GW前のタイミングで政府から緊急事態宣言が発令。上映は再開されたが、足を運びたい気持ちはあっても自粛を余儀なくされたお客様も多かったはず。最終リベンジ上映となるこの機会をお見逃しなく。

第36回カンヌ国際映画祭で、そのテーマを巡って大きな話題を巻き起こした本作は、デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけし、内田裕也などの本業が俳優ではない個性的なキャスティングで原作者の日本軍俘虜収容所での体験を描いた、戦闘シーンが一切登場しない異色の“戦争”映画。俘虜となるジャック・セリアズ少佐を演じたデヴィッド・ボウイの美しさと存在感が随所で際立ち、坂本龍一扮するヨノイ大尉が次第にセリアズに惹かれていく様が描かれる。

東洋と西洋の文化の対立と融合という複雑なテーマゆえに企画は難航し、製作費は膨らんだが、ビートたけしがラジオやテレビでネタにしたことで話題が独り歩きするなど、従来の映画プロモーションとは違う展開になったことも功を奏して、配給収入10億円の大ヒットにつながった。本作で初めて映画音楽を手掛けた坂本龍一によるテーマ曲「Merry Christmas, Mr.Lawrence」は映画史上屈指の名曲として今なお愛され続けている。2023年に大島渚作品が国立機関に収蔵される予定のため、今回が日本最終上映となる。

【STORY】

1942年戦時中のジャワ島、日本軍の俘虜収容所。収容所で起こった事件をきっかけに粗暴な日本軍軍曹ハラ(ビートたけし)と温厚なイギリス人捕虜ロレンス(トム・コンティ)が事件処理に奔走する。一方、ハラの上官で、規律を厳格に守る収容所所長で陸軍大尉のヨノイ(坂本龍一)はある日、収容所に連行されてきた反抗的で美しいイギリス人俘虜のセリアズ(デヴィッド・ボウイ)に心を奪われてしまう。クリスマスの日にハラは「ファーゼル・クリスマス」と叫んでロレンスとセリアズを釈放してしまう。それに激怒したヨノイは捕虜の全員を命じるのだが、周囲からの孤立を深める結果になり、葛藤に苦しむのだった。

『戦場のメリークリスマス 4K修復版』(1983年/日本=イギリス=ニュージーランド/英語・日本語/123分/ビスタサイズ/ステレオ)
監督・脚本:大島渚
出演:デヴィッド・ボウイ、トム・コンティ、坂本龍一、ビートたけし、ジャック・トンプソン、ジョニー大倉、内田裕也
原作:サー・ローレンス・ヴァン・デル・ポスト「影の獄にて」
音楽:坂本龍一
配給・宣伝:アンプラグド