上映 MOVIES

SUB MENU

仕掛人・藤枝梅安2

上映中~5月18日(木)※休映日あり

(C)「仕掛人・藤枝梅安」時代劇パートナーズ 42 社

日時

上映中~5月18日(木)※休映日あり

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

池波正太郎生誕100年企画

時代劇、新時代。

「仕掛人・藤枝梅安」は、「鬼平犯科帳」「剣客商売」とともに時代小説の大家・池波正太郎の三大シリーズとして、長く愛されている作品です。

その最大の魅力は、主人公の梅安が、人の命を救う「鍼医」と人を殺める「仕掛人」、ふたつの顔を持つ人物であるということです。人は悪いことをしながら、一方では善いこともする矛盾した存在である。これは池波先生が作品の中に描き続けたテーマです。

わたしたちは2011年より、池波先生原作の「鬼平外伝」シリーズなど20作品を超えるオリジナル時代劇の製作を続けてきました。いくつかの作品がギャラクシー賞奨励賞や海外のテレビ賞の受賞など高評価をいただく中で、これからは時代劇を「守る」姿勢から、世界に良質な作品を届ける「攻め」の気持ちで進んでいこう。そう考えたときに、“鍼という独自の技を使うアサシン”謂わばダークヒーローとして海外からも注目される「仕掛人・藤枝梅安」の新作を作りたいと強く思い、映像化プロジェクトを立ち上げました。

幸い、わたしたちの企画、志に多くの賛同をいただき、これ以上ない素晴らしいキャスト、スタッフの参加が実現しました。脚本は大河ドラマ「風林火山」、大河ファンタジー「精霊の守り人」の大森寿美男さん、監督は「忠臣蔵1/47」「雨の首ふり坂」の河毛俊作さん。主役の梅安には、大柄で原作のイメージに近く、人間の陰と陽を絶妙なバランスで表現できる豊川悦司さんしかいないとオファーしたところ、こどものころから作品の大ファンということで快諾いただきました。豊川さんは、医師としての姿も丁寧に描くために本格的な鍼の指導を受け、殺しの場面とともに新たな梅安の顔を見せています。片岡愛之助さん演じる相棒の彦次郎とのバディ感、菅野美穂さん扮するおもんと梅安の心模様とともに、一作目の天海祐希さん、柳葉敏郎さん、二作目の佐藤浩市さん、椎名桔平さん、豪華ゲストが演じるくせ者たちと梅安が、どう関わるのか。本当の悪は誰なのか。命のやりとりをする緊迫感、闇にうごめく人間たち、江戸ノアールの世界が見事に表現されました。

2023年は、池波正太郎先生生誕100年という記念の年です。わたしたちは「仕掛人・藤枝梅安」シリーズを、池波先生の世界観や時代劇の伝統をリスペクトしながら「時代劇、新時代。」の代表作、メイド・イン・ジャパンのエンターテイメント作品として、自信をもって国内外、幅広い世代にアピールしていきます。

日本映画放送
宮川朋之 エグゼクティブ・プロデューサー

【STORY】

梅安と相棒の彦次郎は京に向かっていた。道中、彦次郎は男の顔を見て「あの野郎許しておけねぇ」とつぶやく。男は彦次郎の妻と子を死に追いやった憎い仇だった。
一方、梅安は上方の顔役で殺しの依頼を仲介する元締めに、彦次郎の仇の仕掛を頼まれる。
その時、梅安の顔を見て目を見張る浪人・井上がすれ違う。井上と梅安もまた憎悪の鎖でつながれていたのだ。彦次郎と仇、梅安と井上、それぞれの暗い因縁に決着をつける時がきた。

『仕掛人・藤枝梅安2』(2023年製作/119分/G/日本)
監督:河毛俊作
出演:豊川悦司、片岡愛之助、菅野美穂、小野了、高畑淳子、小林薫、椎名桔平、佐藤浩市、一ノ瀬颯
配給:イオンエンターテイメント