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赦し DECEMBER

上映中~4月20日(木) ※休映日あり

日時

上映中~4月20日(木) ※休映日あり

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

\トークイベント開催決定!/

4月9日(日)9:30~の回上映終了後
登壇者:松浦りょう(本作出演)、本木克英(映画監督)

※敬称略
※登壇者は予告なく変更となる場合がありますので、ご了承ください
※チケット発売については、今後の発表をお待ちください。


娘を殺された元夫婦と、犯行時17歳だった加害者の女性———。
癒やしようのない苦しみに囚われた3人の葛藤を見すえ、
魂の救済、赦しという深遠なテーマに真っ向から挑んだ問題作

未成年が引き起こした殺人事件、すなわち少年犯罪を題材にした『赦し』は、被害者遺族の元夫婦と服役中の加害者の女性それぞれの葛藤を見すえたサスペンスフルなヒューマン・ドラマである。最初の裁判で加害者の夏奈には懲役20年の重刑が課せられたが、事件の事実認定の正当性をめぐる再審公判が決定したことで、3人の心は激しく揺らぎ出す。殺人者は刑務所で罪を償うべきだという“正義”に固執する被害者の父親、克。一刻も早く過去を拭い去りたいと願う元妻の澄子。そして獄中で自らが犯した罪の重さを自問自答する夏奈は、それぞれが7年前の悪夢のような記憶に苛まれている。
被害者遺族と加害者双方の視点を取り入れた本作は、罪と罰という根源的な主題を鋭く探求しながら、観る者の感情にずしりと訴えかけてくる。癒やしようのない責め苦を負った者は、その罪や悲しみを乗り越えて生き直すことができるのか。人と人は互いにわかり合い、憎むべき相手をも受け入れることができるのか。魂の救済、赦しという深遠なテーマに真正面から挑んだ問題作が誕生した。

【STORY】
殺された少女の家族。殺した17歳——。

7年前に娘をクラスメートに殺害されて以来、現実逃避を重ねてきた樋口克(尚玄)のもとに、裁判所からの通知が届く。懲役20年の刑に服している加害者、福田夏奈(松浦りょう)に再審の機会が与えられたというのだ。ひとり娘の命を奪った夏奈を憎み続けている克は、元妻の澄子(MEGUMI)とともに法廷に赴く。しかし夏奈の釈放を阻止するために証言台に立つ克と、つらい過去に見切りをつけたい澄子の感情はすれ違っていく。やがて法廷では夏奈の口から彼女が殺人に至った動機が明かされていく・・・。

『赦し』(2022年/日本/日本語/カラー/2:1/5.1ch/98分)
監督・編集:アンシュル・チョウハン
出演:尚玄、MEGUMI、松浦りょう、藤森慎吾、生津徹、成海花音、清水拓藏、真矢ミキ
プロデューサー:山下貴裕、茂木美那、アンシュル・チョウハン
エグゼクティブ・プロデューサー:サイモン・クロウ、ランカスター文江
アソシエイト・プロデューサー:前田けゑ、澤繁実、岡田真一、木川良弘
脚本:ランド・コルター
撮影:ピーター・モエン・ジェンセン
音楽:香田悠真