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世界のはしっこ、ちいさな教室  Être prof/Teach me If you can

上映中~8月10日(木)

© Winds - France 2 Cinéma - Daisy G. Nichols Productions LLC - Chapka - Vendôme Production

日時

上映中~8月10日(木)

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

リンク

詳細 DETAIL

『世界の果ての通学路』製作チームが贈る、
感動の教室ドキュメンタリー!

言葉がわからなくて悔し涙を流した少年も、
結婚させようとする親と闘って進学を選んだ少女も、
宿題を忘れて下を向く兄弟も、みんな輝かしい未来だ。

1億2,100万人。これは就学費用がない、近くに学校がない、学校に先生がいないなど、さまざまな理由から学ぶことのできない子どもたちの数だ。日本でも大ヒットした『世界の果ての通学路』(12)の製作チームが、今度は世界の果ての先生に注目した。識字率アップが国家の使命であるブルキナファソの新人教師であり2人の子どもの母でもあるサンドリーヌ。バングラデシュ北部のボートスクールで、子どもや女性の権利を守るために粘り強く闘う若きフェミニストのタスリマ。広大なシベリアに暮らす現役の遊牧民でありエヴェンキ族の伝統の消滅を危惧するスヴェトラーナ。彼女たちが直面する困難も個性も三者三様。子どもたちに広い世界を知ってほしいという情熱だけを胸に、家族と離ればなれになっても、両親から反対されても、「子どもたちには明るい未来がある」と、信じる道を進み続ける。先生たちと子どもたちの笑顔に、いつかの自分を思い出す感動の教室ドキュメンタリー。この瞬間も世界のはしっこでたくさんの夢が育っている!

貧困や児童婚、消えゆく伝統の継承……
子どもたちの運命を変えるために、先生ができること

3人の先生の奮闘を見守るのは、前作「MON MAITRE D’ECOLE」で、定年退職間近の恩師ジャン=ミシェル・ブレル先生の風変わりな授業を記録したドキュメンタリー作品で高評価を得たエミリー・テロン監督。監督本人や教え子に影響を与えてくれた恩師のように、世界のどこかで希望の種を植える先生に密着するプロジェクトは、教育支援団体やジャーナリストなどの協力を得て実現した。

キャスティングの条件は意外性に満ちた教室であることと、情熱的に子どもたちに向き合う女性教師だった。識字率アップが国家の使命であるブルキナファソでは、国立初等教育学校を卒業したばかりの新人教師20名から、2人の子を持つ母でもあるサンドリーヌ・ゾンゴを。バングラデシュ北部のボートスクールで働く7人の女性教師の中から、子どもや女性の権利を守るために粘り強く戦う若きフェミニストのタスリマ・アクテルが。広大なシベリアに暮らす遊牧民、エヴェンキ族の研究者から紹介されたのは、現役の遊牧民であり伝統の消滅を危惧するスヴェトラーナ・ヴァシレヴァと、彼女たちが直面する困難も個性も職歴は三者三様。子どもたちに広い世界を知ってほしいという情熱を共有する3人は、家族と離ればなれになっても、両親から反対されても、「子どもたちには明るい未来がある」と、信じる道を進み続ける。
そして修了式。壁のない教室に、キャンプに、ボートに教室に奇跡の時が訪れた。達成感に満ちた3人の先生と子どもたちの笑顔に、いつかの自分を思い出す感動の教室ドキュメンタリー。この瞬間も世界のはしっこでたくさんの夢が育っている!

『世界のはしっこ、ちいさな教室』(フランス/フランス語・ロシア語・ベンガル語/2021年/83分/5.1ch/ビスタ)
監督:エミリー・テロン
ナレーション:カリン・ヴィアール
出演:サンドリーヌ・ゾンゴ(ブルキナファソの先生)、スヴェトラーナ・ヴァシレヴァ(シベリアの先生)、タスリマ・アクテル(バングラデシュの先生)
配給:アルバトロス・フィルム