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鯨のレストラン  Whale Restaurant

11月16日(木)

(C)2023 YAGI Film Inc.

日時

11月16日(木)

料金

一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

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詳細 DETAIL

上映後トークショー開催決定!

<鯨食ばかりが何故、批難されるのか?>

11月16日(木)13:45の回上映後
登壇者:田原総一朗、江島潔、八木景子監督

※敬称略 ※登壇者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。

【登壇者プロフィール】

田原 総一朗 (ジャーナリスト)
多くのTV番組に出演し、深夜の討論番組「朝まで生テレビ」1987年から現在まで、司会を務め、主に政治ネタで鋭いトークを展開。
田中角栄をはじめ歴代の首相陣を取材してきた稀有なジャーナリスト。


江島 潔 (国会議員)
自由民主党副幹事長、捕鯨議連副幹事長。
経済産業副大臣兼内閣府副大臣、国土交通大臣政務官、山口県市長を歴任。


鯨を巡る世界的な論争を描き、世界中のメディアが報じた
『ビハインド・ザ・コーヴ(BEHIND THE COVE)』
八木景子監督8年越し満を持しての最新作

食糧不足は本当なのか?昆虫食か?人工肉か?野生の肉か?
人間はどこへ向かっていくのか?

全盛期の日本での消費量と比べて現在では1%までに衰退したクジラ産業。
そんな苦境な状況で「一乃谷」の大将、谷光男は、あえて「クジラ専門店」を運営している。
かつては、日本の高度成長期時代、日本人のタンパク源のトップがクジラだった。牛や豚、鳥よりもクジラが多く食されていた。クジラは今では輸入に依存しているが、「輸出」までしていた。
現在では「クジラ専門店」は、国内では手で数えるほど数件になってしまったが「一乃谷」は全国のクジラ店からも一目おかれ尊敬されている。
大将の谷が東北から上京して東京・神田に「一乃谷」として、お店を構えたのは、宮城県・石巻市で東日本大震災が起こる1年前の2010年のことであった。石巻市は、国内では最大の捕鯨基地である。
本作はクジラの料理としての魅力だけではなく、環境問題にも触れ、科学的な見地から現代におけるヴィーガンブームからの森林伐採を含め「タンパク源」のバランスの問題にも向き合う。自然資源のルールを決める国際会議と無縁の「クジラ専門店」の大将と、国際会議の主要人物の証言を記録したものである。

ひとりの日本人女性が人生の転換期に辿り着いた“食文化”としての“クジラ”というテーマを真っ向から世界に初反論し、大きな話題となったドキュメンタリー映画『ビハインド・ザ・コーヴ』。監督の八木景子は、“クジラ”という題材をさらに深く探索するべく、「地球の環境問題」にまで向きあったのが『鯨のレストラン』である。

監督の八木景子は、クジラと何の所以もなかった。ましてや、映画製作の経験すら全くなかった、2011年、東日本大震災時に奇しくも石巻市でボランティアに参加していた。
後に、和歌山県・太地町を舞台に処女作である映画『ビハインド・ザ・コーヴ』の撮影をしていた2014年に、石巻市が日本最大の捕鯨基地と知り、驚愕したという。撮影中には多くの偶然が起きていた。人生の転換期にひょんなことから、クジラの問題に関わることとなった。「今、伝えなくてはいけない」という使命感を持って、8年、さまざまな苦境を乗り越えて最新作『鯨のレストラン』を完成させた。

アップリンクによるストリーミング・マガジン【DICE+】にて『鯨のレストラン』を紹介!
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『鯨のレストラン』(2023年/77分/HD/16:9/カラー/ドキュメンタリー)
監督・プロデューサー:八木景子
出演:谷光男(鯨屋の大将)、鮎川捕鯨の皆様、ユージン・ラポワント(ワシント条約元事務局長)、ジュヌビエーヴ・デスポーテス(NAMMCO事務局長・科学者)、加藤秀弘(東京海洋大学名誉教授)、八木信行(東京大学教授)、樋口真嗣(「シン・ゴジラ」監督)
配給:八木フィルム