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6月0日 アイヒマンが処刑された日 JUNE ZERO

上映中~10月4日(水)※休映日あり

日時

上映中~10月4日(水)※休映日あり

料金

一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

描かれることのなかった最期の舞台裏を今、あなたが目撃する。

1961年、イスラエル。
アイヒマンを火葬する焼却炉の製作が小さな工場で秘密裏に進められた——。
第二次世界大戦下のナチス・ドイツ。ユダヤ人を強制収容所に送り込み抹殺する「最終解決」の計画立案者だったアドルフ・アイヒマン。彼の逮捕劇や裁判は『オペレーション・フィナーレ』(18)、『アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男』(16)、『スペシャリスト~自覚なき殺戮者~』(99)など多くの作品が伝えてきた。しかし、どの作品でも触れない点がある。実は人口の9割がユダヤ教徒とイスラム教徒を占めるイスラエルでは律法により火葬が禁止されており、火葬設備が存在しないのだ。では、誰が、どうやってアイヒマンの遺体を火葬したのか?
本作は遺体処理の極秘プロジェクトに巻き込まれたワケあり町工場の人々、居場所のないリビア系移民の少年、アイヒマンを監視する護衛、ホロコーストの生存者で裁判ではアイヒマンを尋問した捜査官と、エルサレムの片隅に生きる人々を通して、アイヒマン最期の“真相”を世界で初めて描き出す。

監督・脚本を務めたのはアカデミー俳優グウィネス・パルトロウの弟、ジェイク・パルトロウ。死刑が廃止され、火葬が行われないはずのイスラエルで、アイヒマンが火葬された史実と矛盾に興味を持ち、イスラエルでリサーチを敢行。
「実際に焼却炉を作った人の息子をインタビューしたのがきっかけでこの物語が生まれたんです。火葬を行わない文化・宗教において、それが実行された事実に興味を覚えました」と語る。
ロケ地はイスラエルとウクライナ。監督の強いこだわりによりスーパー16mmフィルムで撮影された。

アップリンクによるストリーミング・マガジン【DICE+】にて『6月0日 アイヒマンが処刑された日』を紹介!
監督インタビューも! 記事はこちら

『6月0日 アイヒマンが処刑された日』(2022年/イスラエル・アメリカ/ヘブライ語/105分/ヨーロピアン・ビスタ/カラー/原題:JUNE ZERO/日本語字幕:齋藤敦子)
監督:ジェイク・パルトロウ
脚本:トム・ショヴァル、ジェイク・パルトロウ
配給:東京テアトル
宣伝:ロングライド