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【見逃した映画特集・夏休み編】茶飲友達 Tea Friends

上映中~8月23日(水)※休映日あり

©️2022茶飲友達フィルムパートナーズ

日時

上映中~8月23日(水)※休映日あり

料金

【特別料金】一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員・UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

上映後舞台挨拶開催

《拡大公開記念 トークイベント決定!》

8月12日(土)お昼の回 上映終了後
登壇者:岡本玲、磯西真喜、外山文治監督

※敬称略 
※登壇者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。

チケット販売開始:
・アップリンク会員先行販売(オンラインのみ):8月8日(火)22時より
・一般販売(オンライン・窓口):8月9日(水)朝10時より

高齢者の生き方に正解はあるのか
若者の未来はただの絵空事ではないのか
みんな寂しい、だから“ファミリー”が必要だった

「人生100年時代」。日本人の平均寿命は男女ともに80歳を超え、巷では豊かで自分らしい老後の生き方・過ごし方にさまざまな角度からスポットライトが当てられている。その一方で、孤独死、介護疲れによる無理心中など、高齢者を取り巻く悲しい事件は後を絶たない。高齢者を支える若者世代もまた、低賃金低所得、ディスコミュニケーションなど、暮らしと心にダメージを受け、行き場のない閉塞感に陥る人が増殖している。」

先の見えない日々のなかで、2013年10月に起きた高齢者売春クラブ摘発のニュースに着想を得て生まれた社会派群像劇『茶飲友達』。抗いようのない日々を浮き彫りにしながら、高齢者と若者、異なる世代はどのように交わり、共存していくべきなのか。正解のない問いに向き合いたくなる作品が誕生した。

今作の脚本・監督を努めたのは、2013年、吉行和子主演の『燦燦-さんさん-』で長編デビューを飾り、高齢者の婚活をチャーミングに描き出した外山文治。同作品は“モントリオール世界映画祭2014”より正式招待を受けた。その後も芳根京子主演『わさび』、吉行和子主演『春なれや』など、短編作品を精力的に発表。2020年には、若い男女の切ない逃避行を描いた村上虹郎、芋生悠主演の長編作品『ソワレ』が公開され、話題を呼んだ。

抗いようのない厳しい現実の中で、老いてなお生き方を模索する高齢者たち。社会の隅であきらめかけて生きる若者たち。群像劇は外山作品としては初めての試みとなるが、センセーショナルな題材を用いながらも、痛みや弱みを抱える登場人物たちから目を逸らすことなく、なおかつ結末に一筋のやわらかい光を願える外山の視点は今作でも健在。誰もが自らの立ち位置から、今と未来を見つめ、隣にいる誰かを思わずにはいられなくなる。

【STORY】
「茶飲友達、募集」

妻に先立たれ孤独に暮らす男、時岡茂雄(渡辺哲)がある日ふと目にしたのは、新聞の三行広告に小さく書かれた「茶飲友達、募集」の文字。その正体は、高齢者専門の売春クラブ「茶飲友達(ティー・フレンド)」だった。運営するのは、代表の佐々木マナ(岡本玲)とごく普通の若者たち。彼らは65歳以上の「ティー・ガールズ」と名付けられたコールガールたちに仕事を斡旋し、ホテルへの送迎と集金を繰り返すビジネスを行なっていた。マナはともに働くティー・ガールズや若者たちを “ファミリー”と呼び、それぞれ孤独や寂しさを抱えて生きる彼らにとって大事な存在となっていた。ある日、一本の電話が鳴る。それは高齢者施設に住む老人から「茶飲友達が欲しい」という救いを求める連絡であった—。

『茶飲友達』(2022年/シネマスコープ/5.1ch/135分)
監督・脚本:外山文治
出演:岡本玲、磯西真喜、瀧マキ、岬ミレホ、長島悠子、百元夏繪、クイン加藤、海江田眞弓、楠部知子、海沼未羽、中山求一郎、アサヌマ理紗、鈴木武、佐野弘樹、光永聖、中村莉久、牧亮佑、名越志保、重岡サトル、池浪玄八、五頭岳夫、山下ケイジ、吉田茂樹、荻野祐輔、大河内健太郎、横山美智代、山形美智子、吉澤憲、福田温子、伊藤慶徳、大森勇一、谷川美枝、石川佳代、大根田良樹、伊藤祐輝、髙橋清、峰秀一、渡辺哲 
配給・宣伝:EACHTIME