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誰が為に花は咲く For whom the flowers bloom

上映中~2月8日(木)

© Memento Film Club

日時

上映中~2月8日(木)

料金

一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

監督と出演者による登壇イベント決定!

2月2日(金)20:10の回上映終了後
登壇者:藤原知之(監督)、佐竹明咲美(アナウンサー役)

2月3日(土)18:30の回上映終了後
登壇者:藤原知之(監督)、湯川ひな、マツモトクラブ

2月6日(火)20:10の回上映終了後
登壇者:藤原知之(監督)、齋賀正和、長岩健人

2月7日(水)20:10の回上映終了後
登壇者:藤原知之(監督)、齋賀正和、梅田誠弘、小松勇司

2月8日(木)20:10の回【最終日】上映終了後
登壇者:藤原知之(監督)、湯川ひな、髙橋里恩

※敬称略
※登壇者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。

監督・脚本・編集/藤原知之

連続ドラマ「家族八景Nanase, Telepathy Girl’s Ballad」(MBS)で監督デビュー。
2020年にクリエイターズユニット「Memento Film Club」を立ち上げる。
受賞歴等:短編映画「幸せの⻘い鳥居」がSHORT SHORTS FILMFESTIVAL&ASIAに⼊選、ベストアクターアワード(最優秀俳優賞)を受賞。短編映画「U・F・O」で第12回⼭形国際ムービーフェスティバルグランプリ受賞。短編映画「無題」がMIRRORLIAR FILMSPROJECTに選出され、優秀作品賞を受賞。
Instagram:@t.fuji0913/X:@cure_x_0913
主演・佐久間椿役/湯川ひな

2001年生まれ。14年TVCM『ミサワホーム』でデビュー。主演を務めた16年公開『そうして私たちはプールに金魚を、』が、第33回サンダンス映画祭短編部門正式招待、日本作品初のグランプリを受賞。映画『子供はわかってあげない』『#ミトヤマネ』、WOWOW『FM999 999WOMEN‘S SONGS』、舞台『さいごの1つ前』などに出演。ドラマ東京彼女11月号『たのしいひとり』がYouTubeにて公開中。
Instagram:@hina_yukawa
真島絢斗役/髙橋里恩

1997年生まれ。東京都出身。
2016年デビュー後、ドラマ、舞台、映画、CMなど幅広く活躍。近年の主な出演作に映画『東京リベンジャーズ』、『恋焦れ歌え』、『ファミリア familia』など。公開待機作に『陰陽師0』(2024年4月19日公開)がある。
X: @dongyuclub
椿の父・秀明役/マツモトクラブ

舞台俳優として劇団シェイクスピア・シアターに10年以上在籍したのち、’11年にお笑い芸人に転身。音源を駆使した特異な一人コントで注目。カンテレ「R-1ぐらんぷり」では2015年の準優勝を皮切りに6回ファイナル進出。演技力を活かしテレ朝ドラマ「警視庁・捜査一課長season5」、映画「あまのがわ」、「QT PRO」CM、「Nulbarich」MV出演。ラジオドラマ脚本など作家活動もおこなう。
Instagram:@ matsumotoinstaclub X:@nationaldog
佐久間椿幼少期役/奥村心結

2009年生まれの14歳。
出演作は映画「無題」(藤原知之監督)など、ドラマや映画と幅広く活動中。

JAPAN FILM FESTINAL LOS ANGELES 2023(JFFLA)
BEST FEATURE AWARD(最優秀長編作品賞)受賞

逃亡中の凶悪殺人犯の父をもつ、思春期をむかえた娘の物語

本作『誰が為に花は咲く(英題:For whom the flowers bloom)』は、監督・藤原知之による完全オリジナル脚本の長編映画。本格的な劇場上映は今回が初となります。

自分の知らない親の一面。もしそれが絶対的な“悪”だった場合、子供は親を拒絶するのか、それでも愛し求めるのか。家族であろうと、お互いの全てを理解できる訳ではない。そこにある感情の奥底にあるものとは…。
本作では、逃亡中の凶悪殺人犯を父に持つ椿(つばき)の人生を描くことで、見る人にこのボールを投げたいと思います。
誰にも言えない思いを抱えて生きる主人公・椿を演じるのは、映画『そうして私たちはプールに金魚を、』『#ミトヤマネ』の湯川ひな。椿に寄り添う心優しき刑事役には、映画『恋い焦れ歌え』の髙橋里恩。椿の父親役にマツモトクラブ、椿の母役に小島聖、殺人事件の遺族役に梅田誠弘。そして椿を支える祖父役を渡辺裕之が演じるなど、実力・魅力たっぷりの面々による作品となっています。

また、本作は渡辺裕之氏の遺作のひとつにあたります。作品づくりでは準備の段階から、ご本人より丁寧にアドバイスをいただきました。撮影現場では、ご自身が納得いくまで仕事(役)に真摯に向き合う姿がとても印象的でした。自主製作映画に取り組む、業界の後輩である我々スタッフに対し、優しくご指導くださったひとときは忘れられない大切な日々でした。渡辺裕之さん演じる、椿の祖父“宗六”の姿を目撃していただきたいです。
そして、本作は撮影の伊藤麻樹(『ミッドナイトスワン』『タイトル拒絶』)はじめ、映像業界で活躍・奮闘する中堅、若手スタッフによる完全自主製作映画です。手作りながらも、丁寧かつ工夫を凝らして完成した世界観をどうぞお楽しみください。今回が初めての劇伴制作となるUtaによる優しくも力強い音楽が、物語と観る人をつつみこみます。

私は高校3年生、
将来についてそろそろ真剣に考えなきゃいけない。
でも他の人とは違う
私は、世間を震撼させた凶悪殺人犯の娘──

殺人を犯し逃亡中の父・秀明と、将来の選択を迫られた思春期の娘・椿。“普通”でいることを許されない人生を送る椿は、父に対しどんな感情を抱くのか。そして、彼女の向かう未来に、果たして希望はあるのだろうか。

【STORY】

高校3年生の椿(湯川ひな)は、将来について考えなければいけない時期をむかえていた。しかし椿は他の人とは違う環境にいた。椿の父・秀明(マツモトクラブ)は4年前に小学生を殺害する事件を起こして消息を絶ち、もう死んだと思われていた。
ある日、秀明に似た男が公園で子供に声をかけたと目撃情報が入る。しかし男は別人だった。警察に思いを吐露する椿。「私、目撃情報を聞いて『お父さんが生きていて嬉しい』と思っちゃったの。また小さい子が襲われかけたのに、私の心もお父さんみたいに壊れているのかもしれない」
2年後、椿の弟が行方不明になる事件が起こる。SNS に「卑劣な殺人犯の息子を殺害した」と犯行声明が出される。だが犯行声明はイタズラで、弟は無事だった。しかし今度は、弟を心配して出てきたであろう秀明が目撃されたという情報が入り…。

『誰が為に花は咲く』(119 分/2021年/日本)
監督・脚本・編集:藤原知之
出演:湯川ひな、髙橋里恩、マツモトクラブ、小島聖、奥村心結、齋賀正和、梅田誠弘、渡辺裕之、松本優翔、阿部翔平、木村龍太、小松勇司、野旬二、瓜生真之助、上村侑、内海誠子、空花、永瀬未留、森脇なな、青木崚、東虎之丞、長岩健人、後藤龍馬、高山璃子ほか
配給:Memento Film Club