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バカ共相手のボランティアさ

上映中~4月18日(木) ※休映日あり

©2023「バカ共相手のボランティアさ」制作委員会

日時

上映中~4月18日(木) ※休映日あり

料金

一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

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※受付窓口限定
※1枚につき1回のご利用となります。
※レシートの日付はキャンペーン期間中のものに限らせて頂きます。
※サービスデーはキャンペーン対象外となります

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※1枚につき1回のご利用となります。

【ディスクユニオン対象店舗】
<東京都>■新宿パンクマーケット ■新宿中古センター ■ユニオンレコード新宿 ■お茶の水駅前店 ■神保町店 ■ROCK in TOKYO ■高田馬場店 ■池袋店 ■下北沢店 ■中野店 ■吉祥寺店 ■立川店 ■町田店 都外の店舗はこちら

キャンペーン期間:2024年3月22日(金)~2024年4月11日(木)

※レシートの日付はキャンペーン期間中のものに限らせて頂きます。
※ディスクユニオンでの割引は中古品のみ対象となります。
公式HPの詳細はこちら


\上映後舞台挨拶開催決定/

3月23日(土)16:25の回上映終了後
登壇者:LOODS(The Swanky’sギター)、瀬下黄太監督
★降壇後にパンフレット、ポスター購入者対象の登壇者によるサイン会をロビーにて実施予定。

◆チケット先行販売スケジュール
【会員先行】3月12日(火)22:00~(オンライン)
【一般販売】3月13日(水)10:00~(オンライン・劇場窓口)

※敬称略
※登壇者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。


バンドの解散によって変わったのは、音楽ではなく時代だった。
伝説の九州パンク“The Swanky’s”初のドキュメンタリー映画完成!

1989年1月8日、平成が始まったまさにその日に新宿LOFTで解散ライブを行ったバンドがあった。その名はThe Swanky’s。昭和が終わり平成となることは時代の節目であるが、それは日本の音楽シーンにとっても大きな転換点となる。
昭和最後の10月にBUCK-TICKが『JUST ONE MORE KISS』をリリース、同じく11月にTHE BLUE HEARTSが『TRAIN-TRAIN』をリリース、ビジュアル系、縦ノリといったジャンルのバンドが次々とヒット曲を放ち、『三宅裕司のいかすバンド天国』、通称“イカ天”が平成元年2月から放送開始となると空前のバンドブーム到来を決定づける。
過激なパフォーマンスやメッセージ性の強い楽曲のパンクバンドは平成になっても根強い人気を誇っていたものの、ロック系、ポップ系のバンドブームの凄まじい勢いにただ押されるばかりであった。
そんな1月8日における解散は計算づくされたものと思うぐらい見事なタイミングだったと言えるかもしれない。

The Swanky’sが昭和に遺したもの、平成・令和につなげたものとは。

1981年に福岡で結成されたThe Swanky’sは博多をホームグラウンドとしてライブを中心に活動を開始する。初期メンバーはヴォーカルのWATCH、ギターのLOODS、ドラムスのBEERの3人。1985年~87年までベースのTVが、TV脱退後に89年ベースのRADIOが加入。83年にバンド名をGai(ガイ)に変更するも85年に再びThe Swanky’sに戻し、同年に初アナログアルバム『THE VERY BEST OF HERO』を発表する。過激なパフォーマンスに頼ることなく、あくまでも音楽性に徹したアクティブかつエネルギッシュな王道のハードコアパンクバンドはその名を福岡から全国に轟かせた。
ステージ衣装はハードコパンクバンドらしからぬシンプルで、全身レザーやお化粧系がもてはやされた当時ではそれが逆に新鮮さを観る者、聴く者に与え、令和の時代に活躍するファッションデザイナーたちにも多大な影響を与えた。「メゾン・ミハラヤスヒロ」の三原康裕、「GARA」の二唐武史、「BOUNTY HUNTER」のHIKARUなど、自らのクリエイティビティの土台にThe Swanky’sがあると公言してはばからない。
もちろん現在の音楽シーンにおいても「氣志團」の綾小路翔、「BRAHMAN/OAU」のTOSHI-LOWなどその音楽性に影響を受けたミュージシャンは数多い。
更に、イギリスでThe Wanky’sなるコピーバンドが登場するなど国内のみならず海外においてもその影響力は強い。
「バイきんぐ」の小峠英二、「野性爆弾」のくっきー!、「千原兄弟」の千原せいじなど、お笑いの世界でも影響を与え、昭和後期から現在における日本のカルチャーを支えた目に見えぬインフルエンスそのものと言ってもいい。

アップリンクによるストリーミング・マガジン【DICE+】にて『バカ共相手のボランティアさ』を紹介!
記事はこちら

The Swanky’sとは一体なんだったのか。

そんなThe Swanky’sが結成から解散、21世紀に入っての再活動、そして現在に至る42年間、メンバーたちは何を思いマイクを握りしめ、楽器を抱えていたのか。当時の貴重な映像や音源と共に、メンバーたちの、そして彼らの音楽やファッションにコンタクトしたことで衝撃を受けた数多くの著名人たちのインタビューによりThe Swanky‘sというバンドの“コア”に迫り、歴史を紐解くドキュメンタリー映画。

『バカ共相手のボランティアさ』(2023年/日本/カラー/99分/ビスタサイズ/ステレオ)
監督:瀬下黄太
出演:The Swanky’s(WATCH、LOODS、BEER、TV、RADIO)、ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)、HIKARU(BOUNTY HUNTER)、川原賢司(Kings World Records)、綾小路翔(氣志團)、小峠英二(バイきんぐ)、くっきー!(野性爆弾)、石橋三喜彦(HEACON LABO)、振付稼業air:man、TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU)、二唐武史(GARA)、OEC(RADIO7)、CHIKARA(CHAOS)、クニタケヒロキ(THE FOREVER YOUNG)
准監督・編集・撮影:福田哲志
企画・監修:「バカ共相手のボランティアさ」制作委員会
配給:アイエス・フィールド