日時
上映中~終映日未定
料金
一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000
上映中~終映日未定
一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000
05.04土
17:15—18:39
05.05日
15:10—16:34
05.06月
14:55—16:19
05.07火
15:20—16:44
05.08水
14:55—16:19
【水曜サービスデー】
05.09木
15:20—16:44
2014年に長編第1作を発表して以来、わずか数年でベルリン、カンヌをはじめとする映画祭から熱い注目を集めているベルギーのバス・ドゥヴォス監督。
1983年生まれのドゥヴォス監督は、これまでに長編4作品を監督。いずれも多言語・多文化が共生し「ヨーロッパの縮図」とも言われるベルギーにおいて、現代社会では見落とされてしまう些細な日常の断片をすくい上げて描くスタイルが特徴的だ。
16mmフィルムの淡い美しさをたたえたスタンダードサイズの映像と、唯一無二のサウンドスケープを響かせるブレヒト・アミールのギター、ゆるやかに展開してゆく物語に身を委ねると、ふだんは見落としがちな、人のさりげない優しさや思いやりに気づかせてくれる。
ドゥヴォス監督の最新作である『Here』でリヨ・ゴンが演じたシュシュという女性は、植物学者(蘚苔学者)として苔を研究しているという役どころ。シュシュ同様、自身もブリュッセル在住の中国系ベルギー人であるリヨ・ゴンは、他民族・多文化の共生を作品のテーマの⼀つにした『Here』を象徴するような人物のひとりであり、その瑞々しくも美しい佇まいは、多くの観客を優しく包み込むような魅力をたたえている。
ブリュッセルに住む建設労働者のシュテファンは、アパートを引き払い故郷のルーマニアに帰国するか悩んでいる。
姉や友人たちにお別れの贈り物として冷蔵庫の残り物で作ったスープを配ってまわる。
出発の準備が整ったシュテファンは、ある日、森を散歩中に以前レストランで出会った女性のシュシュと再会。
そこで初めて彼女が苔類の研究者であること知る。
足元に広がる多様で親密な世界で2人の心はゆっくりとつながってゆく。
『Here』(2023/83分/G/ベルギー/オランダ語・フランス語・ルーマニア語・中国語/DCP(16mm撮影)/カラー/スタンダード(1.33:1))
監督・脚本:バス・ドゥヴォス
出演:シュテファン・ゴタ、リヨ・ゴン、サーディア・ベンタイブ、テオドール・コルバン、セドリック・ルヴエゾ
配給:サニーフィルム