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ダブル・ライフ

上映中~5月2日(木)

(C)2022 ENEN FILMS

日時

上映中~5月2日(木)

料金

一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

舞台挨拶・トークショー開催決定!


4/24(水)20:30の回上映後トークショー
登壇者:江藤あや(俳優)、若狭ひろみ(出演者)、余園園(本作監督)

4/25(木)18:15の回上映後トークショー
登壇者:川島陽(ミュージシャン)、古川博巳(出演者)、余園園(本作監督)

4/26(金)20:20の回上映後トークショー
登壇者:北村匡平(映画研究者・批評家) 若狭ひろみ(出演者)、余園園(本作監督)

4/27(土)14:55の回上映後トークショー
登壇者:砂連尾理(振付家・ダンサー) 菊地敦子(出演者)、余園園(本作監督)

4/28(日)14:45の回上映後トークショー
登壇者:石井裕一(株式会社ファミリーロマンス代表)、菊地敦子(出演者)、余園園(本作監督)

4/29(月)15:00の回上映後トークショー
登壇者:永山由里恵(俳優)、古川博巳(出演者)、余園園(本作監督)

4/30(火)20:05の回上映後トークショー
登壇者:梅田誠弘(俳優)、若狭ひろみ(出演者)、余園園(本作監督)

5/1(水)20:30の回上映後トークショー
登壇者:瑚海みどり(映画監督・俳優)、川口紗弥加(出演者)、余園園(本作監督)

5/2(木)20:05の回上映後トークショー
登壇者:Sea(アルゼンチンタンゴ講師・銀座リベルタンゴ)、川島春(ミュージシャン)、菊地敦子(出演者)、余園園

※敬称略
※登壇者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。


SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022 国内コンペティション長編部門グランプリ
バーリ国際映画祭監督賞受賞作品
第35回東京国際映画祭上映

借りたアナタに触れたとき
やっと見えた本当のワタシ

レンタル夫との二重生活を送る中、他者の体に触れ相手の心を感じ取る身体的かつ心理的アプローチを通して、自身の新たな感情に気づいてゆく女性の姿を描いた、心の解放と蘇生の物語『ダブル・ライフ』。
監督は、中国の名門・北京電影学院を卒業後、日本に留学し、立教大学の大学院に進んだ余園園(ヨ・エンエン)。余は2019年に「人間レンタル業」を描いたヴェルナー・ヘルツォーク監督作品『ファミリーロマンス社』に着想を得て、自身も中国人として外側から見た日本像を脚本にしたためた。結婚生活に不満を持つ主人公・詩織を、『ざわめき』(宮崎大祐監督作品)の菊地敦子が演じ、彼女が一時心を許すレンタル夫を、松岡眞吾が演じる。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022にてワールドプレミア上映。見事、国内コンペティション部門で最優秀長編作品賞を受賞したほか、第35回東京国際映画祭にて上映され、タリン・ブラックナイト映画祭2022にも正式出品、昨年イタリアで開催されたバーリ国際映画祭では、監督賞受賞の快挙を果たす。
巧みに切り取られた身体表現によって交錯する心の機微を描き出すような繊細な映像美が、国内外数多くの映画祭にて高い評価を受け、完成から2年越しで劇場公開へと辿り着いた。

アップリンクによるストリーミング・マガジン【DICE+】にて『ダブル・ライフ』を紹介!◆記事はこちら

【STORY】

二人の夫の間を彷徨い
暗闇を抜けたとき
一羽の蝶が蘇る――

一緒に行くはずだったワークショップを夫にキャンセルされた詩織(菊地敦子)は、同僚から紹介された代行業者の淳之介(松岡眞吾)に夫役を依頼。一緒に参加したワークショップで、手と手がふれあうことを通じて相手に心を覗かれているような不思議な体験をする。その後、レンタル夫の淳之介に満足した詩織は、この関係を継続すべく、ついに本当の夫に内緒で小さなアパートを借り、彼と疑似夫婦生活を始めてしまう。
こうして夫とレンタル夫との間を行き来する二重生活を送るうち、詩織は封印したかつての夢や、心の奥底に眠る新たな感情に次第に気づいてゆく……。

『ダブル・ライフ』(2022年/日本・中国/DCP/104分/アメリカンビスタ/ステレオ)
監督・脚本・編集:余園園
出演:菊地敦子、松岡眞吾、古川博巳、若狭ひろみ、浅田麻衣、川口紗弥加
配給:ENEN FILMS