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沖縄久高島のイラブー

上映中~8月22日(木) ※休映日あり

日時

上映中~8月22日(木) ※休映日あり

料金

一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

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アフタートーク&サイン会開催!

8月19日(月)13:00の回上映終了後
登壇者:岡田一男監督

8月22日(木)13:20の回上映終了後
登壇者:岡田一男監督



神様からの贈り物イラブー 復活と継承の物語

ニライカナイの神々が、この世に来臨するとき、先ず降り立つ神聖な島として知られる沖縄・久高島は12年に一度の祭礼「イザイホー」で知られてきた。
そこではイザイホーを支えるものとしてイラブー、エラブウミヘビの燻製づくりが行われてきた。イラブーはユイムン、神々が人々に与える贈物と考えられ、かつては製品は琉球王府への献上品であった。
近年、イザイホーは単なる成巫儀礼ではなく重要な王権儀礼であったと見なされつつあり、その観点からもイラブーが注目されるようになった。
社会の変化や後継者の不足により1978年を最後に80年代末に祭祀を支えた最高神女たちが相次いで他界すると、イザイホーもイラブーづくりも途絶を余儀なくされた。

本作は、78年暮れのイザイホーを克明な映像に遺す過程で記録されたイラブーづくりの未公開映像を高画質デジタル画像とし、加えて、2023年、存命のイザイホー、イラブーづくり関係者の証言、10年の断絶を克服して再開されたイラブー復活の当事者の証言、現在のイラブー関係者の現況と祭祀復活の努力を4K映像として新規に記録し、伝統の技、食、信仰と三つの側面から、親から子へ、先輩から後輩へと伝える伝統の継承の大切さを訴えるドキュメンタリー映画としてまとめた。

アップリンクによるストリーミング・マガジン【DICE+】にて『沖縄久高島のイラブー』と『沖縄久高島のイザイホー』を紹介!
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『沖縄久高島のイラブー』(102分)
監督:岡田一男・鈴木由紀
ナレーター:草野仁
企画・製作・著作:文化財映像研究会/東京シネマ新社