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忘れない、パレスチナの子どもたちを ELEVEN DAYS IN MAY

上映中~終映日未定

©Revolution Films 2022

日時

上映中~終映日未定

料金

一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

スケジュールとチケット SCHEDULE & TICKETS

12.04

12.09

詳細 DETAIL

上映後トークショー開催決定

ガザでの抵抗の始まりとされる第1次インティファーダ(民衆蜂起)は1986年12月9日に始まりました。そこで、UPLINK吉祥寺では、この12月9日に、映画『忘れない、パレスチナの子どもたちを』の上映後に、現在のパレスチナ問題をより深く理解するため、イスラエル側、そしてイスラエルを支持し続ける米国、そして英国を突き動かしているクリスチャン・シオニズムについて紹介する上映後講演会を、企画しました。エルサレム、そしてパレスチナの地にイスラエル建国を推し進めたバルフォア宣言のバルフォア外務大臣、そしてエルサレムに大使館を開設したトランプ大統領の最大の支持母体である福音派。彼らは単純にユダヤを応援しているのではなく、反ユダヤ主義に結びついたクリスチャン・シオニズムの影響が大きく、パレスチナ・イスラエル問題をユダヤとアラブの関係だけでは、完全に理解することはできません。聖公会の司祭にして、クリスチャンシオニズムの造詣の深い塚田重太郎博士による上映後講演トークイベントを下記の通り企画しました。

12月9日(月) 18:00の回上映終了後
登壇者:聖マーガレット教会(聖公会)牧師・司祭塚⽥重太郎博⼠

講演内容
(1) クリスチャン・シオニズムについて
アラブでもユダヤでもない、イスラエルのパレスチナ侵攻を後押しするクリスチャン・
シオニズム、だが、その正体は反ユダヤ主義と車の両輪をなすものだった
イスラエル建国を促進したイギリスのチャーチル、バルフォアの謎
(2) トランプ大統領の支持基盤である福音派について
福音派とは何か
福音派が目指す世界とは

登壇者略歴

聖マーガレット教会(聖公会)牧師・司祭塚⽥重太郎博⼠
1971年12月生まれ。
高校1年、15歳の秋、洗礼を受ける。
北海道聖書学院
上智大学神学部神学科
東京大学大学院超域文化科学専攻(比較文学比較文化分野)
聖公会神学院
リドリー・ホール (Ridley Hall)/ケンブリッジ大学 (University of Cambridge)
アバディーン大学 (University of Aberdeen) PhD in Divinity in Theological Ethics
2013年秋よりスコットランドのアバディーン大学にて、クリストファー・ブリテン
(Christopher Brittain)、ブライアン・ブロック (Brian Brock)、スタンリー・ハワーワス (Stanley
Hauerwas)のもとで研究生活(キリスト教倫理)をし、2017年1月末に博士論文執筆を終えて
帰国。その年の2月からマーガレット教会勤務となり、2017年4月1日より現職。

※敬称略
※登壇者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。

チケット販売スケジュール
・会員先行(オンライン):11月26日(火)22:00 ~
・一般販売(オンライン・劇場窓口):11月27日(水)10:00 ~


アップリンク:パレスチナ映画特集

https://www.uplink.co.jp/palestine/#palestine-block
協賛:駐日パレスチナ代表部


[予告編]

[ムハンマド監督からのメッセージ]

[本編抜き映像]

◉入場料から1人100円をガザの子どもたちを支援している団体に寄付いたします。
◉劇場にて募金箱を設置し、募金額は全て同団体に寄付いたします。

寄付先:認定NPO法人 パレスチナ子どものキャンペーン


2021年5月の11日間で、少なくとも67人のガザの子供たちが亡くなりました。

映画監督のマイケル・ウィンターボトムは、英国からこの攻撃のニュースを見た後、これらの若い犠牲者を追悼する映画を作ろうと決意しました。
そしてパレスチナ映画監督ムハンマド・サウワーフとドキュメンタリー映画『忘れない、パレスチナの子どもたちを』のドキュメンタリーを共同で制作しました。

音楽には『メッセージ』のマックス・リヒターを使用。
マックス・リヒターによる音楽は、この映画の当時の日記です。

アーカイブと個人の証言を通じて、世界中の子供たちとほぼ同じ希望、夢、野心を持つ、男の子や女の子としてそれぞれの子供たちの物語をこの映画は語ります。

【監督メッセージ】

「遠い国の戦争について聞いても、あまり心配しないのは簡単です。この映画は、子どもたちと、彼らを悲しむ家族に声を与えようとしています。人々が彼らの話を聞けば、彼らは忘れ去られることはないでしょう」

マイケル・ウィンターボトム


「戦争の厳しさにもかかわらず、撮影中に家族の話を聞き、子供たちを失った悲しみを目の当たりにしたとき、彼らの反応は戦争そのものの経験よりも私たちにとってつらいものでした」

ムハンマド・サウワーフ

【日本語版ナレーション】 坂本 美雨(ミュージシャン)
日本語版ナレーションに、ミュージシャン・坂本美雨が参加。激化するパレスチナについて日々発信を続け、アーティストによるガザの人道支援チャリティーオークションの立ち上げや実施など、積極的に呼びかけをする坂本が、本国版で女優ゾーイ・ウェイツがつとめたナレーションを、すべてを包み込むような声と語り口で語りかけます。

「今パレスチナで起きていることは“戦争”でも“宗教の争い”でも“ハマスが10月7日にしたことへの報復”でもなく、76 年間続いてきたイスラエルによるパレスチナ人の虐殺と民族浄化です。今この瞬間も世界は、無実の子どもが殺されることを許している。好きなことがあった、やりたいことがあった子どもたち。この映画は、消されてしまった命の一つ一つの物語を、私たちの胸にひとりひとり、刻みつける。」

ナレーション収録風景撮影:ハービー・山口
ナレーション収録風景を撮影したのは、写真家、ハービー・山口。2013 年にはガザ西岸地区に赴き、紛争の中、市井の人たちの生き生きをとした姿を収めた山口が撮影した坂本は、真摯で慈愛に満ちながらも強さと憤りを感じる表情を切り取っている。
なお、当時撮影された写真をアップリンク吉祥寺のギャラリーで展示する予定です。

アップリンクによるストリーミング・マガジン【DICE+】にて『忘れない、パレスチナの子どもたちをを紹介!』
記事はこちら

『忘れない、パレスチナの子どもたちを』 (2022年/イギリス/英語・アラビア語/84分/DCP/カラー/G)
監督:ムハンマド・サウワーフ、マイケル・ウィンターボトム
英語版ナレーション:ゾーイ・ウェイツ
日本語版ナレーション:坂本美雨
撮影監督:サラ・アルハウ
音楽:マックス・リヒター
配給・宣伝:アップリンク
アップリンクでは、本作の公開に伴い、映画料金のうち100円をガザの子どもたちを支援する団体に寄付いたします。