10.25金
13:35—14:53
【金曜サービスデー】
10.26土
14:00—15:18
【上映後トークショー】登壇者:宍戸開、松本路子監督
10.27日
14:00—15:18
【上映後トークショー】登壇者:前田エマ、松本路子監督
10.28月
15:30—16:48
10.29火
15:30—16:48
10.30水
15:30—16:48
【水曜サービスデー】
10.31木
17:50—19:08
【上映後トークショー】登壇者:中村佑子、松本路子監督
10月26日(土)14:00の回 上映後トークショー
登壇者:宍戸開(俳優・写真家)、松本路子監督
10月27日(日)14:00の回 上映後トークショー
登壇者:前田エマ(モデル・エッセイスト)、松本路子監督
10月31日(木)17:50の回 上映後トークショー
登壇者:中村佑子、松本路子監督
※敬称略
※登壇者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
20世紀を代表するフランス生まれの造形作家、ニキ・ド・サンファル(1930-2002)。ニキの芸術は、社会の矛盾への怒りをぶつけた射撃絵画、陽気でカラフルな解放された女性像「ナナ」シリーズ、奇想天外な野外彫刻と、自由自在に変化してきた。
その集大成がイタリア、トスカーナに20年の歳月をかけて創り上げた彫刻庭園「タロット・ガーデン」。22枚のタロットカードが彫刻や建造物へと姿を変え、誰もが幸せな気分に包まれる空間だ。本作は初期作品から、ニキの終生の夢であった奇跡の庭園、マジカルワールドへの道のりを追う。
©撮影 松本路子
世界各地でアーティストポートレイトを撮影してきた松本路子は、1981年から10年以上にわたり、ニキ・ド・サンファルの写真を撮影している。生涯でやり残したことは何かと考え始めた時、ニキともう一度向き合ってみたいと思い、映画の製作に挑むことになった。タロット・ガーデンを再訪、ヨーロッパ各地、アメリカ、日本国内でニキ作品を自ら撮影し、脚本も手掛けた。ゆかりのある8人へのインタヴューの他に、ニキ、その娘、孫、曾孫と、4世代にわたる女性たちを撮影することも叶った。映像には未公開の多数の写真作品、監督による語りが含まれ、2人の女性アーティストの交流から生まれた物語になっている。
©撮影 松本路子
20世紀を代表するフランス生まれの造形作家、ニキ・ド・サンファル。彼女は創作活動の集大成として、イタリア、トスカーナに20年の歳月をかけて彫刻庭園「タロット・ガーデン」を創り上げた。ニキと10年以上にわたり交流してきた写真家、松本路子が、その奇跡の庭園を訪れ、これまでに撮影した貴重な写真や新たに撮り下ろしたニキ作品の映像、関係者へのインタビューを通して、ニキの歩んだ道を辿る、日仏二人のアーティストの軌跡が交差した至福のドキュメンタリー。
『Viva Niki タロット・ガーデンへの道』(2024年/日本/日本語/76分/カラー&モノクロ/1.78:1/ステレオ)
監督・撮影・脚本:松本路子
ナレーション:小泉今日子
配給:ミモザフィルムズ