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徒花 ADABANA

上映中~終映日未定

Ⓒ2024「徒花-ADABANA-」製作委員会/ DISSIDENZ

日時

上映中~終映日未定

料金

一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

スケジュールとチケット SCHEDULE & TICKETS

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詳細 DETAIL

上映後舞台挨拶開催決定!

日時:10月20日(日)15:00の回上映終了後

登壇者:井浦 新、甲斐さやか監督
※敬称略
※登壇者は予告なく変更になる場合がございます。

料金:通常料金
※ムビチケ使用可、各種割引・サービス料金適用可

チケット販売スケジュール
・劇場HP(オンライン):10月12日(土)10:00 ~
・劇場窓口:10月12日(土)10:00 ~

【注意事項】
・場内でのカメラ(携帯カメラ含む)・ビデオによる撮影、録音等は固くお断りいたします。
・転売目的でのご購入は、固くお断り致します。
・全席指定となります。チケットをお持ちでない方はご覧になれません。
・登壇者および舞台挨拶は、都合により予告なく変更になる場合がございます。
・主催者側判断による中止の場合を除き、ご購入者様によるいかなる事情が生じましても、ご購入・お引換後のチケットの変更や払い戻しはできません。
・お申込み内容の変更、お取消し(購入辞退)は一切お受けできませんので、ご注意ください。
・チケットの不法転売は固く禁じます。転売されたチケットは無効となり入場をお断りさせていただく場合があります。
・登壇者へのファンレター、プレゼントは直接のお渡し・スタッフによるお預かりのいずれもお断りさせていただきます。


それ」が、あなたの倫理観を浮き彫りにする

甲斐監督が20年以上をかけ構想し書き上げ、満を持して映画化されたオリジナル作品。

少年疾走事件を題材にした映画『赤い雪 Red Snow』で2019年鮮烈な長編監督デビューを果たし、第14回JAJFF(Los Angeles Japan Film Festival)最優秀作品賞を受賞するなど国内外問わず注目を集めている甲斐さやか監督。
彼女の5年ぶりとなる待望の長編第二作は、死が近づいている新次と、臨床心理士のまほろ、そして治療のために人間へ提供される「それ」との物語だ。

主人公の新次を演じるのは、今最も映像界に欠かせない俳優・井浦新。この映画の構想を聞いたときには「今まで観たこともないような表現の在り方に挑んでいかないといけない」と感じたという。
まほろ役には俳優、モデル、また自身のブランドも手掛け、世界で活躍する水原希子
更に、謎めいた「海の女」役には、世界各国で数多くの賞を受賞した映画『ドライブ・マイ・カー』で注目を浴びた三浦透子
また新次の母親役として、デビュー以来、唯一無二の存在感で演じ続けている斉藤由貴
そして国内外問わず映画業界、更にはカメラマンとしても活躍する永瀬正敏
映画界の「現在(いま)」を感じさせる俳優が甲斐監督の元に集結した。

本作の編集には『落下の解剖学』(23)で第96回アカデミー賞編集賞にノミネートされたロラン・セネシャルと『ドライブ・マイ・カー』(21)編集担当の山崎梓が担当。
第一線で活躍するスタッフがタッグを組み、美しい化学反応が本作に解き放たれる。

タイトルの『徒花』とは、「無駄な花」を意味するが、そこにこめられた美学と生命の価値とは。
甲斐監督は、ここではないどこかの物語を描くことで、今ここにある「怖さ」を突きつける。

【STORY】
私が生きるために、私を殺す。という選択

裕福な家庭で育った新次(井浦新)は、妻との間に一人娘も生まれ、周りから見れば誰もが望むような理想的な家族を築いていた。
しかし、死の危険も伴うような病気にむしばまれ、とある病院で療養している。
手術を前にした新次には、臨床心理士のまほろ(水原希子)が心理状態を常にケアしていた。

しかし毎日眠れず、食欲も湧かず、不安に苛まれている新次。
まほろから「普段、ためこんでいたことを話すと、手術に良い結果をもたらす」と言われ、過去の記憶を辿る。
そこで新次は、海辺で知り合った謎の「海の女」(三浦透子)の記憶や、
幼い頃の母親(斉藤由貴)からの「強くなりなさい、そうすれば守られるから」
と言われた記憶を呼び起こすのだった。

記憶がよみがえったことで、さらに不安がぬぐえなくなった新次は、
まほろに「それ」という存在に会わせてほしいと懇願する。
「それ」とは、病気の人間に提供される、
全く同じ見た目の“もう一人の自分(それ)”であった・・・・・・。

「それ」を持つのは、一部の恵まれた上層階級の人間だけ。
選ばれない人間たちには、「それ」を持つことすら許されなかった。
新次は、「それ」と対面し、自分とまったく同じ姿をしながらも、
今の自分とは異なる内面を持ち、また純粋で知的な「それ」に関心を持ちのめりこんでいく・・・・・・。

『徒花-ADABANA-』(2024年/日本/94分/G)
監督・脚本:甲斐さやか
出演:井浦新、水原希子、三浦透子、斉藤由貴、永瀬正敏
配給:NAKACHIKA PICTURES