
© Atacama Productions-ARTE France Cinema-Market Chile
日時
上映中~終映日未定 ※休映日あり
料金
一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000
© Atacama Productions-ARTE France Cinema-Market Chile
上映中~終映日未定 ※休映日あり
一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000
02.07金
09:20—10:43
【金曜サービスデー】
02.08土
09:20—10:43
02.09日
09:20—10:43
02.10月
09:20—10:43
02.11火
09:20—10:43
02.12水
09:20—10:43
【水曜サービスデー】
02.13木
09:20—10:43
12月21(土)14:10の回上映後
登壇者:太田昌国(評論家・民族問題研究)、工藤律子(ジャーナリスト)
工藤律子(ジャーナリスト)
ジャーナリスト。主にスペイン語圏をフィールドに、人々の暮らしや社会問題、市民運動などを取材し続ける。
著書に『ルポ 雇用なしで生きる スペイン発「もうひとつの生き方」への挑戦』『マフィア国家 メキシコ麻薬戦争を生き抜く人々』(岩波書店)、『マラス 暴力に支配される少年たち』(集英社文庫。第14回開高健ノンフィクション賞受賞)など、多数。NGO「ストリートチルドレンを考える会」の共同代表。
※敬称略
※登壇者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
2019年、突然チリのサンティアゴで民主化運動が動きだした。その口火となったのは、首都サンティアゴで地下鉄料金の値上げ反対がきっかけだった。その運動は、リーダーもイデオロギーもなく、爆発的なうねりとなり、チリの保守的・家父長的な社会構造を大きく揺るがした。運動の主流となったのは、若者と女性たちだった。150万の人々が、より尊厳のある生活を求め、警察と放水車に向かってデモを行ったのだった。
それは2021年36歳という世界で最も若いガブリエル・ボリッチ大統領誕生に結実する。
ピノチェト政権下キューバに亡命し、現在パリに住むグスマン監督が、リーダーもイデオロギーもない新たな女性中心の社会運動を目の当たりにして、
グスマン監督自らカメラで捉えた「私の想う国」
チリ、サンティアゴの150万人のうねりが、政治を揺るがし、国を変えた
目出し帽に鮮やかな花をつけデモに参加する母親、家父長制に異を唱える4人の女性詩人たち、先住民族のマプチェ女性として初めて重要な政治的地位についたエリサ・ロンコンなど、多くの女性たちへのインタビューと、グスマン監督自身のナレーションが観客に寄り添い、革命の瞬間に立ち会っているかのような体験に我々を誘う。
かつてのチリの大統領サルバドール・アジェンデが始めた「永遠の改革」を捉えた世界最高のドキュメンタリー映画と評される名作『チリの闘い』、チリ弾圧の歴史を描いた3部作『光のノスタルジア』、『真珠のボタン』、『夢のアンデス』に続き、グスマン監督は過去の記憶と往来を重ね、劇的に変わりゆくチリを、新たな社会運動を前にして希望を信じ、かつて想像した国が実現することに願い込めて詩的な、圧倒的映像美で描き出す。
『私の想う国』(2022年/チリ・フランス/83分/スペイン語/5.1ch/1:1.85)
監督:パトリシオ・グスマン
配給:アップリンク