日時
上映中~11月21日(木) ※休映日あり
料金
一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000
上映中~11月21日(木) ※休映日あり
一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000
11.21木
12:20—13:19
【最終日】
小さなことや目に見えないことが気になって頭から離れず、何度も確認を繰り返したり、馬鹿馬鹿しい考えと知りながらその不安と恐怖に耐えられず、不安を消すための行動をしてしまう<強迫症>。しかし、悩みを抱える人はそのことを隠す傾向にあり、意外と多い病気の割に知名度は低い。
本作の監督をつとめた福原野乃花は、7歳の頃に<強迫症>を発症。しかし「普通ではない自分は気持ち悪がられるのではないか」という恐怖から誰にも相談することができなかった。20歳の時、勇気を出して悩みを打ち明け、「もう一人ではないんだ」と肩の荷が降りたという。人に頼ることの必要性を知った経験から、いまなお苦しみの渦中にいる人たちに向けて、また<強迫症>をもっとたくさんの人に知ってほしいとの思いで本作を企画。多くの人の賛同を得て、映画を完成させた。
<原因>まだ解明されていないことも多いが、脳神経の情報伝達に関係する物質の機能障害や、神経回路の異常などが関係していると言われている。
(出典)兵庫医科大学病院ホームページ「もっとよく知る!病気ガイド」
人との間に壁を感じ、学校や家で一人で過ごしている高校生の悠(水崎涼花)。4月になり、女子バスケ部のマネージャーをしている優乃(小谷慈)と同じクラスになる。いつも明るく友だちと楽しく過ごしている優乃は、時々「定休日」と称して学校を休んでいた。
ある朝、悠が遅刻して登校しようとすると、近くのベンチにうずくまっている制服姿の優乃を見かける。別の日の朝も、公園で時間を持て余している優乃に出会う。「学校に行きたくない」という優乃を、悠は近くの海辺へと誘う。
悠は、入学した頃から優乃のことが気になっていた。いつも同じ時間に人けのない手洗い場で手を洗い続けている優乃の姿を偶然見ていたのだ。優乃は、抱えている悩みを誰にも悟られないよう必死に隠して生きていたが、悠に知られていたことを知り、打ち明けることを決める。
『悠優の君へ』(2023年/58分/日本/カラー)
脚本・監督:福原野乃花
出演:水崎涼花、小谷慈
配給:ミカタ・エンタテインメント