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ジョイランド わたしの願い JOYLAND

12月6日(金)~上映

© 2022 Joyland LLC

日時

12月6日(金)~上映

料金

一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

第95回 米アカデミー賞国際長編映画賞 パキスタン代表 ショートリスト選出作品
第75回 カンヌ国際映画祭 「ある視点」部門審査員賞受賞 & クィア・パルム賞受賞
2023年 インディペンデント・スピリット賞 外国映画賞受賞

この映画は、世界中の人々の共感を呼んでいます。
パキスタンのアーティストが、世界でトップクラスであると証明する
この作品をサポートできることを大変誇りに思います。

マララ・ユスフザイ

LGBTQを描き、公開1週間前に上映禁止に。
ノーベル平和賞受賞者のマララ・ユスフザイらの声明で撤回される

本作はパキスタンの新鋭サーイム・サーディク監督による長編デビュー作。
伝統的な価値観に縛られる若き夫婦が、そこから解放されて自分らしく自由に生きたいという願いの間で、揺れ動く姿が繊細に描かれる。
辛口批評サイト「ロッテン・トマト」でも98%(批評家スコア/6月6日時点)の支持を受け、フランスやアメリカ、イギリスなどでも大ヒットを記録。
ところが本国では少数の保守系団体から「LGBTQ+や、彼らとの恋愛を美化して描いた」ことが「社会的価値観や道徳基準にそぐわない非常に不快な内容が含まれており、“品位と道徳”の規範に明らかに反する」と反発を受ける。
その圧力に屈した本国政府により、公開1週間前に上映禁止命令が出されるという事態に見舞われる。
しかし監督や出演者らの抗議活動に加え、ノーベル平和賞受賞者のマララ・ユスフザイやパキスタン系イギリス人の俳優リズ・アーメッドらから支援の声が上がり、禁止令は撤回。
逆境を乗り越えて、本国での上映が実現したことでも注目された。

【STORY】

大都市ラホールの街角で
それぞれの幸福がすれ違う──

パキスタンで2番目の大都市、古都ラホール。
保守的な中流家庭ラナ家の次男ハイダルは、現在失業中だ。
家父長制の伝統を重んじる厳格な父からの「早く仕事を見つけて男児をもうけなさい」というプレッシャーを受けていた。
妻のムムターズはメイクアップアーティストの仕事にやりがいを感じ、家計を支えていた。
ハイダルは、就職先として紹介されたダンスシアターでトランスジェンダー女性ビバと出会い、パワフルな生き方に惹かれていく。
その恋心が、夫婦とラナ家の穏やかに見えた日常に波紋を広げていく──。

『ジョイランド わたしの願い』
(2022年/パキスタン/パンジャーブ語、ウルドゥー語/127分/1.33:1/5.1ch)

監督・脚本:サーイム・サーディク
出演:アリ・ジュネージョー、ラスティ・ファルーク、アリーナ・ハーン、サルワット・ギラーニ
製作総指揮:マララ・ユスフザイ、リズ・アーメッド ほか
配給:セテラ・インターナショナル