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ブラックバード、ブラックベリー、私は私。 Shashvi shashvi maq'vali

1月3日(金)公開

(C) - 2023 - ALVA FILM PRODUCTION SARL - TAKES FILM LLC

日時

1月3日(金)公開

料金

一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

第73回カンヌ国際映画祭正式出品

スイス映画賞2024作品賞・脚本賞 他
サラエボ映画祭2023作品賞・最優秀主演女優賞
大阪アジアン映画祭2024上映作品

48歳・独身・女性。他人は勝手に憐れむけど、私は幸せ。

ジョージアの新進女性作家 タムタ・メラシュヴィリ原作の
大ヒット小説をもとに描かれる、奇妙な青春物語

東ヨーロッパ、ジョージアの小さな村に暮らす48歳の女性エテロは、結婚したいと思ったことは一度もない。両親と兄を亡くし、日用品店を営みながらひとりで生きてきた彼女は、自分で摘んで作るブラックベリーのジャムと同じくらい、独身の暮らしを愛している。しかし彼女が未だにひとりでいるのは村の女たちの噂の的だ。ある日、エテロは崖から足を踏み外し危険な目に遭う。死を意識したエテロは、突発的に人生で初めて男性と肉体関係を持つ。そこから彼女の人生は変わりはじめる・・・。原作“Blackbird Blackbird Blackberry”は、ジョージア人の作家であり、フェミニズム活動家のタムタ・メラシュヴィリによる大ヒット小説。人生の後半期を前にして突然動き出した運命に、静かに力強く挑み、愛さずにはいられないエテロの姿を、ポップにオフビートに描きだす。世界の映画祭を席巻した小さな大傑作。

これまでにない女性のキャラクターが抜群の存在感でスクリーンに登場!!

エテロを演じるのは、ジョージアで主に舞台を中心に活躍してきた俳優エカ・チャヴレイシュヴィリ。淡々と日々の生活を送りながらも、村の女たちとは一線を引き、自分の生活を守ろうとする、寡黙で独特な愛すべきキャラクターを、圧倒的な存在感で演じる。豊満な身体のエテロは、常に堂々と自分に満足し、恋人に媚びることもない…。彼女が自由を貫こうとする姿には、「自分らしく生きたい」と願うすべての人を祝福する強いメッセージが込められている。

毒っ気がありつつも憎めない粒ぞろいのキャラクターたち
ひとりの女性の生き方をポップに描き出し、各国の映画祭を席巻!

集まっては悪口に興じる村の女たち、都会の女性同士のカップル、ロック音楽にはまるティーンエイジャーなど、様々な立場の個性的な女性が登場。カラフルでかわいいジョージアのケーキや、素朴なインテリアなどが全体をポップな印象で包み込む。アキ・カウリスマキを彷彿とさせる微妙な距離感やテンポで、中年の「性」を正面から大胆に描く衝撃作がついに公開!

【STORY】

これが私の生きる道──
中年女性が新しい人生を踏み出す葛藤をオフビートに描く、
異色の青春物語

ある日、ジョージアの小さな村に住む48歳のエテロは、ブラックベリー摘みの最中、美しい声でさえずるブラッグバード(黒ツグミ)に吸い寄せられるように、崖から足を踏み外し転落してしまう。何とかひとりで崖から這い上がったエテロは臨死体験をした。それは、村人たちが自分の遺体を川から引き揚げるところを目撃する、というもの。
自分の店に戻り手当てをしていると、いつものように配達員のムルマンが仕入れ品を持ってやって来た。商品を棚に並べるムルマンの首筋、腕、顔…その姿をじっと見つめるエテロ。彼女はそのまま人生で初めて男性と肉体関係を持つ。そして、その時を境に彼女の運命が変わり始める…!
エテロのもとに訪れた、ささやかで大きな変化…彼女は果たしてどんな将来を選択するのだろうか?

『ブラックバード、ブラックベリー、私は私。』(2023年/ジョージア=スイス/カラー/ジョージア語/110分/英題:Blackbird Blackbird Blackberry)
監督:エレネ・ナヴェリアニ
出演:エカ・チャヴレイシュヴィリ、テミコ・チチナゼ
原作:タムタ・メラシュヴィリ 「Blackbird Blackbird Blackberry」
配給:パンドラ