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天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ” 

2月7日(金)~上映

©2012年 天のしずく製作委員会

日時

2月7日(金)~上映

料金

一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

スケジュールとチケット SCHEDULE & TICKETS

02.07

02.08

02.09

02.11

02.12

詳細 DETAIL

トークイベント開催決定!

2月8日(土) 13:30の回上映終了後
登壇者:松本春野(絵本作家・イラストレーター)、河邑厚徳監督

2月9日(日) 13:30の回上映終了後
登壇者:平松洋子(作家、エッセイスト)、河邑厚徳監督

2月11日(火・祝) 14:00の回上映終了後
登壇者:有賀薫(スープ作家)、河邑厚徳監督

※敬称略
※登壇者及び内容は、予告なしに変更になる場合がございます。


辰巳芳子100歳記念上映

料理研究家・辰巳芳子を追ったドキュメンタリー

食べものを用意することは、いのちへの祝福

NHK「きょうの料理」を担当してきた矢内真由美プロデュサーが、食材の向こう側の生産者や、自然にも思いを寄せられている姿勢や、伝える言葉の美しさが魅力的な料理研究家・辰巳芳子の料理哲学を描いたドキュメンタリーを作りたいと河邑厚徳監督にオファーして完成したドキュメンタリー『天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ”』。

「愛することは生きること」という辰巳の哲学を描き、日本のみならず、スペインのサン・セバスティアン国際映画祭などで海外の観客も魅了した本作は、2012年の作品ながら、Facebookのページにはいまだに4900人以上もフォロワーがいるなど、辰巳が公開当時に「この作品は『ところ』を得れば時代を超えられるのではございませんでしょうか」と予想した通り、令和の私達の心も捉える内容で、2024年敬老週間に東京都写真美術館ホールで上映された際も、数々のメディアに取り上げられ、大きな反響を呼んだ。

辰巳の言葉の朗読は、辰巳から観客への手紙を読むように、読んでもらいたいと監督がオファーした草笛光子が、本作の語りは、6人の子持ちで、「とにかく食で自分の気持ちを伝えたい」と毎日料理をするという谷原章介が担当している。

【STORY】

愛することは生きること

嚥下障がいでとろみのあるスープのみ喉を通った父に作っていたスープを、父の死の直後からは訪問看護のボランティアで隣人に配り、そしてスープ教室で伝授してきた料理研究家・辰巳芳子。
1口2口がなくなると、数日で天国に逝かれる患者を目の当たりにしてきた医師は、病院の緩和ケア病棟でスープを配り、「辰巳さんのスープは素材を感じるので、引き出しが開いて思い出が出てくる」と1口の大切さを実感。ある日、辰巳の元に、親友が癌になり、「何かしてあげられることはないか」とスープを作ったというハンセン病の女性から手紙が届き…

『天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ”』(2012年/113分/カラー/デジタル)
監督・脚本:河邑厚徳
出演:辰巳芳子
朗読:草笛光子
語り:谷原章介
配給:ルミエール・プラス