ジャームッシュ監督は15年ほど前からサイレント映画に音楽をつけてみたいと思い、この企画を始動。マン・レイの短編映像作品にスクワールの音楽を合わせたライブを2017年から開始。パリのポンピドゥー・センターや、ロンドンのクイーン・エリザベス・ホールなどでも実施し、多くのオーディエンスを魅了。プロジェクトの頂点として、マン・レイが初めて映画製作に着手してから100周年にあたる2023年に4Kレストア版として『RETURN TO REASON/リターン・トゥ・リーズン』がカンヌ国際映画祭クラシック部門でプレミア上映されたのだ。