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Four Daughters フォー・ドーターズ Les Filles d'Olfa

上映終了

© 2023, TANIT FILMS, CINETELEFILMS, TWENTY TWENTY VISION, RED SEA FILM FESTIVAL FOUNDATION, ZDF, JOUR2FÊTE

日時

上映終了

料金

一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

第76回カンヌ国際映画祭 最優秀ドキュメンタリー賞 受賞
第96回アカデミー賞 最優秀ドキュメンタリー賞 ノミネート
第39回インディペンデント・スピリット賞 最優秀ドキュメンタリー賞 受賞
第49回 セザール賞 最優秀ドキュメンタリー賞 受賞

なぜ娘は過激化したのか︖
消えた姉妹を巡り、
⾰新的な⼿法で語られる⺟と娘のダイアローグ

チュニジアに住む姉妹が15歳と16歳という若さで過激派組織イスラム国(IS)に参加する決断を、なぜ下したのか。
この問いに向き合うため、残された母と妹たちは、プロの俳優の助けを借りながら、自分たちの人生の重要な出来事を追体験していく。
その過程で、家族の複雑な歴史が徐々に明らかになっていきます。
母親であるオルファ本人が演じるには精神的な負担が大きい場面で起用されたのは、エジプトとチュニジアの名女優ヘンド・サブリ。かつて1950年代のチュニジア王政最後の王宮を舞台に、低い身分ゆえ運命に翻弄される母と娘の葛藤を描いた『ある歌い女(うたいめ)の思い出』(1994)の娘役で一躍スターになった彼女が、本作では国を捨てた娘に苦悩する母親を演じている。
ゴッサム賞最優秀長編ドキュメンタリー賞、IDA ドキュメンタリー賞最優秀脚本賞を受賞した本作は、5人の女性の魅力的な肖像であり、ドキュメンタリーという形式の従来の枠を押し広げ、記憶、反抗、母と娘の絆の本質を探求し、世界中の観客の心を揺さぶった新時代のドキュメンタリー映画です。

【STORY】

チュニジアの母オルファと4人の娘たちの平穏な暮らしは、長女と次女の突然の失踪により崩れ去る。後の衝撃的な発見──二人はIS(イスラム国)に身を投じていたのだ。喪失感を抱えて生きる母と残された姉妹の物語に、一人の映画監督が光を当てる。姿を消した姉たちを女優が演じることで、記憶は新たな形で蘇っていく。カメラの前で、家族は笑い、涙し、そして心の深くに封印した想いと向き合っていく……。

『Four Daughters フォー・ドーターズ』(2023年/フランス、チュニジア、ドイツ、サウジアラビア/アラビア語/107分/1.85:1/カラー)
監督・脚本:カウテール・ベン・ハニア
出演:ヘンド・サブリ、オルファ・ハムルーニ、エヤ・シカウイ、テイシール・シカウイ、ヌール・カルイ、イシュラク・マタル、マージ・マストゥーラ
配給:イーニッド・フィルム