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8月1日(金)公開
8月1日(金)公開
アリーチェ・ロルヴァケル作品のミューズ モニカ・ベルッチとヴァンサン・カッセルの娘
イーレ・ヴィアネッロ × 新星ディーヴァ・カッセル出演
イタリア文学の巨匠チェーザレ・パヴェーゼの同名小説をラウラ・ルケッティ監督が現代的な感性で映画化。青春の輝きと残酷さを描き、第77回ロカルノ国際映画祭や「イタリア映画祭2024」でも上映され、観客を魅了した。ジーニア役には、『墓泥棒と失われた女神』(24)などアリーチェ・ロルヴァケル作品常連の実力派イーレ・ヴィアネッロ。アメーリア役には、モニカ・ベルッチとヴァンサン・カッセルを両親に持ち、ディオールのアンバサダーも務めた世界が注目する新星ディーヴァ・カッセルが抜擢。戦争の影が静かに迫る中、対照的な2人を通して、少女が少しずつ大人になっていく過程が、繊細に映し出される。文学、アート、ファッションが交差する色褪せない不朽の名作を、今再びスクリーンで。
1938年、田舎からトリノに出て、お針子として洋裁店で働く16歳の少女ジーニアは、3つ年上の美しく自由なアメーリアと出会う。画家のモデルとして生計を立てる彼女によって芸術家たちが集う新たな世界への扉を開かれ、ジーニアは大人の階段を上り始める。思春期真っただ中のジーニアと、既に自立した女性としてたくましく生きるアメーリアの2人が、互いの姿に自分の未来/過去を映しながら、徐々に惹かれ合っていく——。
『美しい夏』 La Bella Estate/The Beautiful Summer
(2023年/イタリア/イタリア語・フランス語/111分/カラー/2.39:1/5.1)
監督・脚本:ラウラ・ルケッティ
出演:イーレ・ヴィアネッロ、ディーヴァ・カッセル
原作:『美しい夏』チェーザレ・パヴェーゼ作 河島英昭訳(岩波書店)
字幕:増子操 字幕監修:関口英子
提供:日本イタリア映画社
配給:ミモザフィルムズ
後援:イタリア大使館
特別協力:イタリア文化会館