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ザ・ザ・コルダのフェニキア計画 The Phoenician Scheme

9月19日(金)公開

© 2025 TPS Productions LLC & Focus Features LLC. All Rights Reserved.

日時

9月19日(金)公開

料金

一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

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第78回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門正式出品作

ウェス・アンダーソン監督最新作

6度の暗殺未遂から生き延びた父と疎遠だった娘が資金集めに右往左往!
豪華ハリウッド俳優を巻き込むクライム・ファミリー・コメディ

今年3月に、監督作品を構成する品々を紹介する書籍『ウェス・アンダーソンの世界展 -The Museum of Wes Anderson-』が発売されるなど日本でも根強い人気を誇る、ウェス・アンダーソン監督の最新作。今回は、『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(21)にも出演したベニチオ・デル・トロを主演に迎え、ケイト・ウィンスレットの娘で俳優のミア・スレアプレトン、『バービー』(23)でアランを演じたマイケル・セラ、アカデミー賞Ⓡノミネート俳優 リズ・アーメッドらウェス組初参戦のキャスト、そしてウェス作品 常連となる、トム・ハンクス、スカーレット・ヨハンソン、ブライアン・クランストン、マチュー・アマルリック、ジェフリー・ライト、ルパート・フレンド、ホープ・デイヴィス、そして物語の重要なカギを握る人物にベネディクト・カンバーバッチと超豪華キャストたちが競演し、ウェス・ワールドを盛り上げる。

ヨーロッパの富豪と修道女の娘を取り巻くブラックコメディ

物語は、ベニチオ・デル・トロ演じるヨーロッパの富豪、ザ・ザ・コルダが娘で修道女のリーズル(ミア・スレアプレトン)を後継人に任命したところから始まる。画策していたビジネスの危機的状況を打開すべくヨーロッパを旅する間に様々な事件(特にザ・ザ・コルダ自身の暗殺計画も含む)に巻き込まれていく、というクライム・ファミリー・コメディ。物語後半では、カンバーバッチ演じるヌバルおじさんとザ・ザ・コルダの決死のバトルも繰り広げられるなど、一瞬たりとも見逃せない作品になっている。

邦題は『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』。フェニキアとは、現在レバノンを中心とする海岸地帯にある、独立した複数の都市国家からなる架空の大独立国。ヨーロッパの大富豪で、6度の暗殺未遂から生き延びたザ・ザ・コルダ(ベニチオ・デル・トロ)が画策する“フェニキア計画”とは、“現代の大独立国フェニキア”全域におよぶ陸海三つのインフラを整備するという大プロジェクトだ。うまくいけば、今後150年間にわたって毎年利益が入ってくるという、ザ・ザにとっては一世一代のプロジェクト。しかし、とある妨害によって赤字が拡大、財政難に陥り、30年かけて練り上げた計画が脅かされることに!
ザ・ザは資金調達のため、ビジネスパートナーたちに会いに、疎遠になっていた娘で後継人のリーズル(ミア・スレアプレトン)とともにフェニキア全土を横断する旅に出る──。

『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(01)、『ダージリン急行』(07)につながる、“家族の再生と絆”の物語。
おかしくて心があたたかくなる、ウェス・アンダーソン流のコメディをぜひ劇場で楽しんでいただきたい。


Courtesy of TPS Productions_Focus Features © 2025 All Rights Reserved

『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』(2025年/アメリカ・ドイツ/カラー/シネスコ/5.1ch/102分/英語)
監督・脚本:ウェス・アンダーソン
原案:ウェス・アンダーソン、ロマン・コッポラ
出演:ベニチオ・デル・トロ、ミア・スレアプレトン、マイケル・セラ、リズ・アーメッド、トム・ハンクス、ブライアン・クランストン、マチュー・アマルリック、リチャード・アイオアディ、ジェフリー・ライト、スカーレット・ヨハンソン、ベネディクト・カンバーバッチ、ルパート・フレンド、ホープ・デイヴィス
配給:パルコ ユニバーサル映画