映像・音声・音楽すべて…
生成AIで紡がれる初の劇場映画
3人の映像作家がおくる3つの物語
3つの生成(ジェネレーティブ)AI映画(カレイドスコープ)
3人の映像作家とともに<オリジナルの物語×全編生成AI>という新しい試みに挑戦した企画。オリジナルの物語を脚本にし、映像・音声・音楽といった主要素を全編生成AIで制作したオムニバス形式の映画。
原作・監督は各ジャンルで活躍する、安達寛高(小説家)、曽根 剛(『カメラを止めるな』撮影監督)、山口ヒロキ(「メサイア」「血まみれバンチェーンソー」シリーズ監督)。
【STORY】
『モンキーズ・オデッセイ』 原作・監督:安達寛高

大航海時代、ある船乗りが猿たちの住む無人島に漂着する。猿たちは船乗りの積み荷の本に興味を抱き、読み始めた。驚異的な賢さで本の知識を吸収した猿たちは、やがて道具を作り、布の服を着るようになり、そして鉄器の製造に成功する。船乗りは無人島から脱出するために、猿たちを利用することにした。
安達寛高
1996年に小説家デビュー。多岐にわたるジャンルの小説を発表し映画化を重ねてきた。大学時代に自首映画を撮り始め、2020年1月公開の『シライサン』にて長編監督デビューを果たす。Netflixにてアニメ『EXCEPTION』『ぼくのデーモン』で脚本を務める。
『AZUSA』 原作・監督:曽根 剛

どうすれば夢で会った大切な人とまた巡りあえるのか?
石塚梓は空想癖のある風変わりの女の子。ある日、カフェでデザイナーの女性と出会う楽しい夢を見る。しかし、夢の世界で出会ったデザイナーは現実世界では母で、すでに亡くなっていた。現実でもまた母と再会し、夢を叶えるために少女が2つの世界を行き来する。
曽根 剛
2023年よりAI映画を自主制作。同年、日本初のAIシンガーを生成して話題を集めた。AI短編『Sakura Nostalgia』が中国AI Artist 2025で名誉賞受賞。ほか『My Universe here』『ギフテッド』が各国の映画祭に招待。ベトナムで全編ChatGPTの脚本を執筆し、全編音声・映像効果に生成AIを使用した実写映画『寝る映画』(2023)を監督、ロシア国際手話映画祭(沈黙の世界)で最優秀長編映画を受賞。モナコ国際映画祭で視覚効果賞ほか4部門受賞。今作の一編である『AZUSA』は、ソウル国際AI映画祭2025にて最優秀アニメ賞受賞。
『グランマレビト』 原作・監督:山口ヒロキ

遠い未来の架空の島国。「自錬機械」と呼ばれる自動進化ロボットたちと、その暴走を制圧する超能力者たちが織り成す物語。主人公・老女レビトの葛藤と決断が街の未来を変えていく。進化を続ける機械と、理想を求める人間が共存する街で、レビトの選択はどこに辿り着くのかー。
山口ヒロキ
2004年、自身初の長編映画『グシャノビンヅメ』がモントリオール・ファンタジア国際映画祭でグランドブレーカーアワード銀賞を受賞。代表作は『メサイア』シリーズ、『血まみれスケバンチェーンソー』シリーズ、『トリノコシティ』など。2024年、AI映画『IMPROVEMENT CYCLE -好転周期-』がプチョン国際ファンタスティック映画祭を始めとした海外のAI映画祭に多数入選・受賞。現在は映画監督の他に、生成AIに関するアドバイザーとしても国内外で活動している。今作の一編である『グランマレビト』は、ソウル国際AI映画祭2025にて入選。

『generAIdoscope:ジェネレイドスコープ』(2025年/日本映画/約64分/16:9/ステレオ)
『モンキーズ・オデッセイ』 原作・監督・脚本:安達寛高
『AZUSA』 原作・監督:曽根 剛 脚本:曽雌康晴
『グランマレビト』 原作・監督:山口ヒロキ 脚本:安江 渡 制作協力:ガウマピクス
企画プロデュース・配給・宣伝:REALCOFFEE ENTERTAINMENT