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さよならの先

12月19日(金)~25日(木)【1週間限定上映】

©2025 Kart Entertainment Co.,Ltd.

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12月19日(金)~25日(木)【1週間限定上映】

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TARAKO(国⺠的声優)×柿崎ゆうじ監督(『陽が落ちる』)
2つの才能が紡ぐ物語──。

日本が愛した声優TARAKOが遺した幻の脚本と、『陽が落ちる』の柿崎ゆうじ監督が紡ぐオリジナルの短編作品たち。
声優として、脚本家として、俳優として──。多くの人に愛されたTARAKOさんが、生前に書き残した脚本『See you』。
舞台で共演した際、彼女は柿崎ゆうじ監督に「いつかこの作品を映画にしてほしい」と静かに願いを託した。
その想いを胸に、柿崎監督は時を越えて本作の映画化を実現した。
『See you』は、TARAKOさんの“やさしさ”と“切なさ”が詰まった、別れのその先に希望を見出す物語。
出演者には、TARAKOさんが主宰していた演劇ユニット・WAKUプロデュースの仲間たちが集い、TARAKOさんの言葉と温もりを感じられる作品となっている。

一方、同時上映の『ここはどこ?』は、柿崎ゆうじ監督が自ら脚本を手がけたオリジナル作品で、見知らぬ街で迷う女性の姿を通して、「喪失」「再生」という普遍的なテーマを静かに描き出す。
TARAKOさんが遺した“想いの続きを描く”ように、柿崎監督は自身の作品で「生きることの尊さ」を問いかける。
──それはまるで、ふたつの物語が互いを映し出す鏡のよう。
別れの向こうに、もう一度誰かを想う力をくれる、ちょっぴり切なくて優しいビターファンタジーとなっている。

自分の想いを伝えたい、二組の男女が織りなすオムニバス

『ここはどこ?』
見知らぬ場所で目を覚ました翔子(嶋根すずな)は、ある違和感を覚える。どうやら、自分の姿は他人から見えていないようだった──。通行人にイタズラをしたり、タイプの男性に腕を組んでみたり、透明人間という特殊な状況に浮かる翔子だったが、次々とその場で巻き起こる鬱屈とした人間模様を目撃していく。誰にも自分の存在を気付いてもらえない、透明な時間の中で彼女は何を見つけられるのか──。

『See you』
恋人を待つ青年・とおる(佐野貴之)の前に、見知らぬ女・聖子(あらたけめぐみ)が現れる。長い時間、恋人を待つとおるに「ひろみさんのこと、ずっと待ってるあなたを見てて…私もそんな恋がしてみたくなった」と呟く聖子。実は2人には大きな秘密があって…!?見えない境界を越えて出会った二人が、失われた時間と向き合い、「想い続ける」ということの意味を見つめていく。静かな街中で始まる、優しくて切ない“再会”の物語。

TARAKO が遺した“想いの続きを描く”ように、柿崎監督は自身の作品で「生きることの尊さ」を問いかける。
──それはまるで、ふたつの物語が互いを映し出す鏡のよう。別れの向こうに、もう⼀度誰かを想う力をくれる、ちょっぴり切なくて優しいビターファンタジーにご期待ください!

『さよならの先』(2025年/38分/ビスタ/5.1ch)
監督・脚本:柿崎ゆうじ
脚本:TARAKO
出演:嶋根すずな、久保真優、笹田優花、山口美砂、清水浩智、佐野貴之、あらたけめぐみ、池田真一、竹島由夏、TARAKO(声の出演)
配給:MomentumLabo.