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椰子の高さ

2月6日(金)公開

ⒸD·UNION FILM INC. 2024 

日時

2月6日(金)公開

料金

一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

私は旅に出た。

中国映画界の名匠ドゥ・ジエ監督が魅せる
豊かな映像美と、独自の視点で描く「新しい日本の物語」

舞台は、日本の四国最南端<足摺岬>。美しい自然に囲まれた絶景とは裏腹に、自殺の名所とも知られている。そこで、愛する人を亡くした男と、新婚旅行直前に恋人と破局した女が出会う。四国の果てで交錯する、ふたりの”孤独”と”再生”の物語。

本作を描くのは、累計興行収入2,000億円超を記録した『唐人街探偵』シリーズをはじめ、数々の中国大作映画の撮影監督としてキャリアを築いたドゥ・ジエ。長編監督としてはデビュー作となる本作を監督・脚本・撮影・美術・編集のすべてを自ら手がけ、豊かな映像美で”日本”を魅せている。

【STORY】

四国の果てで交錯する、ふたりの”孤独”と“再生”。

ペットショップで働く菅元(すがもと)は、ある日、日本料理店に勤める恋人・青木(あおき)が、料理中に魚の腹から見つけた指輪をきっかけに、結婚を約束する。しかし、新婚旅行を目前に、ふたりの関係は唐突に終わりを迎えた。失意の中、彼女が向かったのはふたりで行くはずだった目的地——四国の果て〈足摺岬〉。そこで立ち寄った足摺七不思議のひとつ「地獄の穴」に、指輪を落とす——。そして旅の途中、彼女は恋人と泊まるはずだった宿で、店主の持田(もちだ)と出会う。彼はかつて恋人だった写真家・凛(りん)を自殺で亡くし、その面影を抱えながら、町に留まり続けていた。一つの結婚指輪が引き合わせたふたりの心に宿る、“喪失”という同じ痛み。やがて言葉を交わすうちに、止まっていたそれぞれの時間が、ゆるやかに動きはじめる。答えはどこにもない。それでも、世界は——少しずつ前へ進んでいく。

『椰子の高さ』(2024/日本/カラー/デジタル/日本語/2.00:1/Dolby Digital 5.1/99分)
監督・脚本・撮影・美術・編集:杜 杰(ドゥ・ジエ)
出演:大場みなみ、田中爽⼀郎、小島梨里杏、渋谷盛太、千賀健史、田口敬太、烏森まど、崔凱晨、澤真希、小島ゆうな、酒瀬川純⼀、庄野広樹、吉田拓央、浜口宏樹
配給:ギークピクチュアズ