日時
3月6日(金)公開
料金
一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000
3月6日(金)公開
一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

リチャード・リンクレイターは、『ビフォア』三部作や『6才のボクが、大人になるまで。』で知られる、アカデミー賞に5度ノミネートされた脚本家・映画監督である。
ある日、彼の友人であり、過去に共に仕事をしたことのあるロバート・カプロウから、ひとつの物語の骨子が手渡された。その構想は、10年以上の歳月を経て、映画『ブルームーン』として結実することになる。
リンクレイターは、カプロウの思考のあり方を高く評価している。
カプロウが送ってきたのは、ロレンツ・ハートの人生の、たった一夜を描いた物語だった。
それは、ミュージカル『オクラホマ!』が初演され、大成功を収めた夜を、ひとりの中年の作詞家の視点から描くという、屈折しながらも大胆な発想だった。



20年以上にわたり、ロレンツ・ハートの言葉と、リチャード・ロジャースの旋律は寄り添いながら、ブロードウェイの夜を照らしてきた。
『パル・ジョーイ』『青春一座』『シラキュースから来た男たち』『オン・ユア・トウズ』——軽やかなウィットと洗練された音楽が溶け合うミュージカル・コメディの数々は、「アメリカのギルバート・アンド・サリヴァン」と称される名声を彼らにもたらした。
『マイ・ファニー・ヴァレンタイン』『レディは気まぐれ』『いつかどこかで』『わが心に歌えば』『ロマンティックじゃない?』『マイ・ハート・ストゥッド・スティル』『魅惑されて』『時さえ忘れて』『マンハッタン』『ブルームーン』——それらの楽曲は今もなお、時代を超えて人々の胸に響き続けている。
リチャード・リンクレイター監督作『ブルームーン』は、伝説の作詞家ロレンツ・ハート、その魂の物語である。


長年、創作の喜びと苦悩を分かち合ってきたパートナー、ロジャースの新作ミュージカル『オクラホマ!』が初演された夜。祝福に満ちたパーティーの喧騒の裏側で、ハートは自らのキャリアと私生活が静かに音を立てて崩れていくのを感じていた。 それでも彼は、失われゆく現在のただ中で、なお未来を見つめようとする。
その夜から16年以上の時が流れ、ロジャースはオスカー・ハマースタイン二世と新たな道を歩み始める。
『南太平洋』『回転木馬』『王様と私』『サウンド・オブ・ミュージック』——数々の名作が生まれ、ふたりはやがて、アメリカ・ミュージカル史に燦然と名を刻む存在となっていった。
だがその輝きの陰には、かつて言葉で音楽を支えたひとりの作詞家の、忘れがたい夜があった。


作曲家・リチャード・ロジャースが、長年タッグを組んでいた作詞家・ロレンツ・ハートに代わる新たな相棒と組んだ初めてのミュージカル、『オクラホマ!』の初演の夜、1943年3月31日。ブロードウェイのレストラン「サーディーズ」で行われたパーティに招待されていた。
伝説の作詞家と評されるハートが過ごすパーティでの一夜。夜が明ける頃、彼が見つけたものは、何だったのか。



『ブルームーン』(2025年/100分/アメリカ/5.1ch)
監督:リチャード・リンクレイター
脚本:ロバート・キャプロウ
出演:イーサン・ホーク、マーガレット・クアリー、ボビー・カナヴェイル、アンドリュー・スコット
配給:ロングライド