日時
5月15日(金)公開
料金
一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000
5月15日(金)公開
一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000
大学時代の恩師である隈氏の英智を後世へ継承しようと、教え子である岡博大監督が自らカメラを手にして独学で自主制作。
世界16カ国80以上の建築プロジェクトが登場する。東日本大震災「3.11」に伴う東北での復興プロジェクトをはじめ、東京2020大会、コロナ禍などの中で、絶えず新たな建築のあり方を問いかける隈氏の日常の旅姿や東京大学での建築教育の様子などを、俳句のような断片的映像をつむいで描いた連句的作品。


まるで奇跡。
この映画は、隈研吾のプロモーションビデオではない。一個人の建築家はもはや触媒でしかないのに気づく。巨視化した大きな時間の捉え方がされている。時間と空間の越境、あらゆる局面でそれが行われているのだ。過去、現在、未来の視点から、人類の歴史と息遣いを描いた映画に他ならない。
建築・映像・リズム。
誰かひとりをクローズアップするドキュメンタリーは数ある。その語りかたは意外にパターン化してもいる。作品を提示し、対象となる人物が語る、をくりかえすような。この映画は、違う。映画としてみる。映像のリズムを感じればいい。画面にはしばしば家族が送る、ゆるやかな日常、おそらくは休日の様子が映しだされる。たまたま、かもしれないが、たぶんそうではない。生活とつながったところに建築物がある、という発想が描きだされている。
学生たちの姿に小さな隈研吾たちを見るよう。
映画は2011年3月11日に起きた東日本大震災の被災地に立つ隈研吾の茫然とした無言の姿をキャメラが長回しでとらえるシーンから始まる。3.11以降の10年以上にわたる日本社会の変化の縮図に似た時の流れが息づいているかのようだ。鎌倉の地の竹を使って隈研究室の学生たちが小さな映画館を地元の人たちと一緒にワークショップのように作り上げる。建築がいかにその土地固有の自然環境と共振しながら歴史を作っていくかということが知れて面白い。





『粒子のダンス』 (2025年/日本/145分/G/カラー/1.78:1/5.1ch)
監督・撮影・編集・プロデューサー:岡博大
出演:隈研吾
製作・配給宣伝:NPO法人湘南遊映坐
宣伝協力:プレイタイム