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10月公開
10月公開

『苔まみれの転石』で数々のインディペンデント映画祭を沸かせた末廣朋樹監督が、10年の時を経て届ける待望の自主映画最新作。
「世界は醜く、人間は残酷だ」と世の中に文句ばかり言い、責任から逃げ続けてきた30代の小説家志望の男・江川。恋人にフラれたことをきっかけに「間違っているのは僕じゃなくて世界の方だ」と無茶苦茶な証明をしようと奔走する彼の姿を、ユーモアと切なさを交えて描き出す。
主演の松井薫平をはじめ、辻凪子、三河悠冴、中崎敏、カトウシンスケ、篠原篤、中田クルミら実力派キャストが集結。
さらに映画監督の沖田修一もキャストとして参戦。自分のダメさや世の中の理不尽さに悩みながらも、他者との交流を通して少しずつ前を向いていく主人公の姿は、観る者の心にそっと寄り添い、小さな勇気を与えてくれる。




フリーターをしながら小説家を目指す江川厚(32)。しかし最後に作品を書き上げたのは随分前のこと。
「世界は醜いし、人間は残酷だ。もう世界から孤立していたい」と愚痴ばかりの江川だったが、明るく前向きな恋人・本田の存在に支えられていた。
しかし、責任が生じる物事から逃げてばかりの江川に嫌気が差した本田は、ついに愛想を尽かして去ってしまう。どうしても本田とヨリを戻したい江川は、「間違っているのは僕じゃなくて社会の方だと証明すれば帰ってきてくれる」とトンデモ論理を展開して周りを呆れさせるが……。様々な人々と出会い、揉まれながら、江川は失恋の傷と自分自身に向き合っていく。




『月の糸杉』(2025年/91分/DCP/ヨーロピアンビスタ/ステレオ)
監督:末廣朋樹
出演:松井薫平、辻凪子、三河悠冴、中崎敏、カトウシンスケ、篠原篤、中田クルミ、沖田修一
配給:蒸気機関車シアター