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美しく、黙りなさい Sois belle et tais-toi !/Be Pretty and Shut Up!

8月28日(金)~9月10日(木)【2週間限定】

© Archives Atalante and Roussopoulos Family Archives / Centre audiovisuel Simone
de Beauvoir
©Sois belle et tais-toi ! / Delphine Seyrig, 1976 / Centre audiovisuel Simone de
Beauvoir

日時

8月28日(金)~9月10日(木)【2週間限定】

料金

一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

『ジャンヌ・ディエルマン』の伝説的女優デルフィーヌ・セリッグ、
唯一の長編監督作。制作50年を記念して日本劇場公開。
「50年で変わったこと」/「50年たっても変わらないこと」が見えてくる。

伝説的女優デルフィーヌ・セリッグが、シャンタル・アケルマン監督作『ジャンヌ・ディエルマン』への出演をきっかけに自ら制作に着手した、映画とジェンダーを語る歴史的重要作。

女優デルフィーヌ・セリッグ。アラン・レネ監督の『去年マリエンバートで』(1961)での衝撃的な登場に始まり、フランソワ・トリュフォー監督の『夜霧の恋人たち』(1968)、ルイス・ブニュエル監督の『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』(1972)など多数の作品で観客を魅了。近年では、シャンタル・アケルマン監督の『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』(1975)が英国映画協会2022年度版ランキングで「映画史上のベストワン」に輝き、今ふたたび脚光を浴びる伝説的女優です。
彼女はジェンダー差別に声をあげ、活動した人でもありました。1970年初頭から、デルフィーヌは、MLF(女性解放運動)の活動家たちと交流。1971年には人口妊娠中絶の自由化を求める女性たちの請願書「343人のマニフェスト」に署名しました。そして1975年。デルフィーヌは自身が監督する長編ドキュメンタリー企画に着手。彼女の息子で、本作の撮影の現場にも参加したダンカン・ヤンガーマンは、“(それは)『ジャンヌ・ディエルマン』がきっかけだったと思う”と、今年、日本独占の取材に語っています。デルフィーヌ・セリッグが監督として残した映画とジェンダーを語る歴史的重要作、それがドキュメンタリー映画『美しく、黙りなさい』です。

ジェンダーについて語ることにリスクがあった時代。それでも出演した23人の女優たち。
デルフィーヌが彼女たちに用意した質問は2つ。

1.「もしあなたが男性だったとしても、この職業を選びましたか?」
2.「他の女優と友好的な場面を演じたことがありますか?」

登場するのは、ハリウッドとパリで活躍する23人の女優たち。ジェーン・フォンダ、シャーリー・マクレーン、ジュリエット・ベルト、アンヌ・ヴィアゼムスキー、マリア・シュナイダーら著名な映画女優からテレビドラマの女優、無名の女優などさまざま。デルフィーヌは、彼女たちに2つの質問を用意しました。女優たちが質問に答え、脱線し、繰り返すことで浮き上がる現実。率直に親密に、時にユーモラスに、デルフィーヌは彼女たちそれぞれの思いを引き出します。撮影は、1975年と1976年。当時、女優がジェンダーについて語ることは、男性中心の映画業界にあって、ブラックリストに載りかねない、リスクのあることでした。それでも出演した女優たち。この映像には彼女たちの勇気も映っています。

『美しく、黙りなさい』(1976年/フランス/白黒/112分)
監督・インタビュアー:デルフィーヌ・セリッグ
出演:ジェーン・フォンダ、シャーリー・マクレーン、ジュリエット・ベルト、アンヌ・ヴィアゼムスキー、マリア・シュナイダー、エレン・バースティン、ルイーズ・フレッチャー、バーバラ・スティール、ジル・クレイバーグ他
配給:ムヴィオラ