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RYUJI 竜二

10月30日(金)公開

©2026「RYUJI」製作委員会

日時

10月30日(金)公開

料金

一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

新たな時代の感性とともに、
日本映画史に再びその名を刻みつける『RYUJI 竜二』誕生

1983年。ある俳優が自ら考案し、紆余曲折を経て1本の映画を創り上げ、封切直後に33歳の若さでこの世を去った。その革新性はヤクザ映画のニューウェーブとして絶賛の嵐&大入りが続き、やがて伝説となった──。金子正次の初主演映画にして遺作となった昭和の傑作『竜二』が、43年の時を経た令和の時代に奇跡のリメイクを果たした。

舞台は80年代。歌舞伎町で一目置かれるヤクザ・竜二は、恋人・まり子との間に息子を授かるも、極道の世界に巻き込まないように一線を引いていた。だが自身が抗争で収監され、2人と離ればなれになってしまう。抜け殻状態のままヤクザを続ける日々に嫌気がさした竜二は堅気になる決意を固め、妻子を迎え入れて働き始める。だが、やっとの思いで手に入れた“普通の日常”は楽ではなく──。

不器用な優しさで家族を守ろうとする主人公・竜二を演じるのは、製作陣をして「この人以外は考えられなかった」と言わしめた柳楽優弥。プロジェクトの始動から約7年もの歳月を共に歩み、今の時代の《心》に響く新たな竜二像を構築した。竜二を愛する芯の強い女性・まり子役には、舞台「千と千尋の神隠しSpirited Away」での好演が記憶に新しい川栄李奈。竜二を慕う舎弟の直とひろしには、『美しい彼』シリーズや『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』(24)ほか話題作の出演が続く萩原利久、2025年に映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』で演技初挑戦を飾ったBE:FIRSTのJUNONが選ばれた。なお、JUNONは本作で玉置浩二の名曲「メロディー」をカバーし、クライマックスのシーンをドラマティックに盛り上げる。さらに、映画出演初となるRYUKI(MAZZEL)、三宅健、田中美里、伊藤英明、千原ジュニアといった豪華なメンバーが裏社会の住人として登場し、作品に強度を持たせている。

本作の監督を託されたのは、オリジナル作をリアルタイムで劇場観賞した水田伸生。脚本家・坂元裕二と組んだ「Mother」(10)をはじめとする珠玉のドラマや柳楽の代表作の一つとなった「ゆとりですがなにか」(16)、緊迫の政治サスペンス映画『おまえの罪を自白しろ』(23)ほか、ジャンルを問わずに活躍してきた名手が、変わりゆく時代の中で幸せを探して彷徨する男の物語にモダンかつエモーショナルな息吹を吹き込んだ。三池崇史監督版『十三人の刺客』(10)の撮影・北信康、『おくりびと』(08)や『岸辺露伴は動かない』シリーズで知られる人物デザイン監修/衣裳デザインの柘植伊佐夫ほか、スタッフ陣の総力が結集した画作りにも注目いただきたい。

ただ、信じた人を守りたい──。純粋すぎる生き様が冷めた時代を抱擁し、その愛が画面越しに人々の心を解かす。新時代の伝説となるヒューマンドラマが誕生した。

【STORY】

1980年代の新宿・歌舞伎町。肩で風を切って歩く一人のヤクザがいた。
男の名は、竜二(柳楽優弥)。
胸の奥に消えない哀しみを抱えていた──。
腕っぷしが滅法強く、一度すごめば並のチンピラは震えあがるほど。その一方で情に厚く、舎弟の不始末にも自ら身体を張って仁義を通すその生き様はまさに任侠魂の権。
だが威風堂々に見える竜二には、6年前。弟分の直(萩原利久)・ひろし(JUNON)のもとに、竜二がある女を連れてくる。上京するもうまくいかず、人生を諦めかけていたところを竜二に拾われ、愛し合う仲になったまり子(川栄李奈)。やがて一人息子の竜也が生まれるが、竜二は2人の将来を案じて「ヤクザの女房になってもいいことなんか何もねえぞ」と頑として籍を入れようとしない。それでも目の前の大切な“家族”を守り、ささやかな幸せが続いていくと信じていた竜二だったが、敵対組員を返り討ちにしたことで刑務所行きになってしまう。
保釈金を工面するため実家に頭を下げ、竜二と別れる条件を泣く泣く呑むまり子。家族と離ればなれになった竜二は、失意のなか極道の世界に舞い戻るが、どうにも身が入らない。
そんななか、幹部の新田(伊藤英明)にトラブルの解決を頼まれた竜二は、事を収めた後で「……俺、やめるわ」と宣言。とっくに彼の心はヤクザから離れていたのだ。直とひろしも共に足抜けさせようとするも聞き入れられず、竜二は一人で堅気として歩み出す。
早速まり子と竜也を迎えに行き、親子3人の慎ましくも穏やかな生活が始まった。酒屋の配達員として働き始め、新たな人生に懸命に馴染もうとする竜二。決して楽ではない日々に音を上げそうにもなるが、まり子は「それで幸せなの」と努めて明るく振る舞う。
だが、薬物におぼれて身をやつした旧友・柴田(三宅健)、そしていまや別々の道を征く直・ひろしとの禁断の再会が、静かに日常を脅かしていく──。

『RYUJI 竜二』
監督:水田伸生
原作:金子正次「竜二」
出演:柳楽優弥、川栄李奈、萩原利久、JUNON(BE:FIRST)、田中美里、RYUKI(MAZZEL)、千原ジュニア、三宅健、伊藤英明
配給:カルチュア・パブリッシャーズ