元祖スケートロックバンド、ビッグ・ボーイズのギタリストとして、70年代末からパンク、ファンク、スケートボード、アートを自在に横断する独自のDIYカルチャーを築き上げてきたティム・カーが、自身のユニット“Up Around The Sun”を率いてこの10月にジャパン・ツアーを開催。
その来日を記念して、ビッグ・ボーイズの結成から解散までを、貴重なアーカイブと豪華証言者たちの言葉で描くドキュメンタリーを日本初、ティム・カーの登壇付きで、各館1日限定公開します!
1979年、テキサス州オースティンで結成されたビッグ・ボーイズ。
ハードコア・パンクが急速に型を持ち始めた時代に、彼らはファンク、スケートボード、ヴィジュアル・アート、ユーモアを大胆に混ぜ合わせ、どのジャンルにも収まらない独自の表現を築き上げた。
観客に『自分のバンドを始めろ』と呼びかけ、ステージと客席の境界すら壊していったDIY精神は、後のパンク、スケート、オルタナティブ・カルチャーへと広く受け継がれていく。
本作は、イアン・マッケイ、キース・モリス、フレッド・アーミセン、トニー・アルヴァ、スティーヴ・アルビニら多数の証言と貴重なアーカイブを通して、わずか数年の活動で巨大な影響を残した彼らの創造性と思想、その現在まで続く遺産を鮮やかに浮かび上がらせる音楽ドキュメンタリーである。



【STORY】
1970年代末のオースティン。スケートボード仲間だったティム・カーとクリス・ゲイツは、型にはまらない音楽を求め、強烈な個性を放つヴォーカリスト、ランディ“ビスケット”ターナーらとビッグ・ボーイズを結成する。荒々しいパンクにファンクのグルーヴを持ち込み、ジャンルの壁を破り、奇抜な衣装やアート、観客と一体化するステージで地元シーンの常識を次々と塗り替えていった。やがてその評判はテキサスを越え、スケーターや全米各地のDIYコミュニティへと波及していく。映画はメンバーや同時代の仲間、後世のミュージシャンやスケーターなど数多くの証言、写真、フライヤー、映像資料を交えながら、バンドの歩みとその影響、その後も生き続ける彼らの精神をたどる。





『You Can Color Outside the Lines』“You Can Color Outside the Lines: The Story of the Big Boys”(2026年/アメリカ/90分/カラー/英語)
監督:Joe Salinas
出演:Tim Kerr、Chris Gates、Ian MacKaye、Fred Armisen、Keith Morris、Tony Alva、Steve Albini、Jeff Ament、Exene Cervenkaほか
配給協力:NEGA