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ジュディ・シル 贖罪のシンガーソングライター Lost Angel : Genius of Judee

10月23日(金)公開

© 2023 Onwards & Upwards LLC Exclusively licensed to TAMT Co., Ltd. In Japan

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10月23日(金)公開

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孤高のシンガーソングライターの知られざる人生と音楽

1970年代、ウエストコースト・サウンド全盛期、ジュディ・シルというシンガーソングライターがいた
アサイラム・レコードの第1号アーティストとして自身の名を冠したアルバム『ジュディ・シル』で華々しくデビューするも、わずか数年で姿を消す──
波乱万丈な人生と、今なお愛され続けるカリスマ的才能を、豊富な本人映像と資料で再発見するドキュメンタリー

1970年代。アメリカのフォーク・ロック界のアイコンとして、アルバム『ジュディ・シル』で一挙にスターダムにのし上がったジュディ・シル。しかし彼女は、わずか数年で音楽業界から姿を消す…。波乱万丈なジュディの人生と傑出した音楽的才能を、多種多様なアーカイブ資料で丁寧に掬い上げた音楽ドキュメンタリー。

類まれな音楽的才能に恵まれながらも、活動期には正当な評価を得られず、失意のなか35歳の若さでこの世を去ったアメリカのシンガーソングライター、ジュディ・シル。彼女は1971年に、デヴィッド・ゲフィンが設立したアサイラム・レコードの第一弾アーティストとして、アルバム『ジュディ・シル』でデビューしましたが、商業的には振るわず、徐々に音楽業界からフェードアウトしていきます。本作は、ヤク中で荒れていた青春時代から、音楽界での華々しい活躍、そして悲劇的な死にいたるまで、今なおカリスマシンガーソングライターとして愛され早すぎる死が惜しまれる、謎に包まれたジュディの人生を追うドキュメンタリーです。

監督のブライアン・リンドストロームとアンディ・ブラウンは、9年間かけて集めたジュディの日記や楽譜、当時の記事、アーカイブ映像や写真といった膨大な資料を発掘。早逝ゆえに数少ない歌唱シーンや肉声などの貴重な本人映像はもちろん、彼女と同世代のスターであるジャクソン・ブラウン、グラハム・ナッシュ、J.D.サウザー、リンダ・ロンシュタットに加え、影響を受けた若い世代のフリート・フォクシーズやビッグ・シーフらの証言を絡めながら、ジュディの音楽の魅力と人物像を現代によみがえらせます。さらに、彼女が遺した直筆のイラストや手記をアニメーション化し、謎の多かったジュディの内面を描き出しました。

日本でも、彼女が準備していたものの未発表だった3枚目のアルバムのデモテープをリミックスして『ドリームズ・カム・トゥルー』としてまとめたジム・オルークや、彼女の曲をカバーしているBRAHMANやクラムボン、スピッツの草野マサムネなど、ジュディ・シルを支持するミュージシャンは多く、彼女の名曲の数々は、リリースから半世紀を超えた今もなお、私たちの魂に深く響いてきます。

ジュディ・シル(1944-1979)

カルフォルニア州生まれ。3歳の頃からピアノを弾き始めた。幼い頃に父と兄を亡くし、母の再婚相手から虐待を受けて育ったジュディは、10代で家出をして麻薬にハマり、更生施設に入れられた。そこでゴスペルやバッハの音楽と出会い、オルガン奏法を学んだジュディは音楽活動を開始し、1971年にアサイラム・レコードから「ジュディ・シル」でデビューする。1973年には2作目の「ハート・フード」を発表。両作とも音楽的に高評価を得たが、商業的な成功には至らなかった。1974年に交通事故にあい療養生活に入ったジュディは、その後、3枚目のアルバム制作を目指すが、完成せず。身体の痛みに耐えかね再び始めた薬により、1979年にオーバードーズで亡くなった。享年35。

『ジュディ・シル 贖罪のシンガーソングライター』Lost Angel : Genius of Judee(2022年/アメリカ/英語/91分/カラー)
監督:ブライアン・リンドストローム、アンディ・ブラウン
出演:リンダ・ロンシュタット、グラハム・ナッシュ、ジャクソン・ブラウン、デヴィッド・クロスビー、J.D.サウザー、ラス・ギグアー(アソシエイション)、 / ショーン・コルヴィン、フリート・フォクシーズ、ナタリー・メーリング(ワイズ・ブラッド)、ビッグ・シーフ、デヴィッド・ゲフィン 他
字幕:山口三平 
配給:ディスクユニオン
劇場営業:トリプルアップ