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雨のエトランゼ

12月4日(金)公開

©2026「雨のエトランゼ」製作委員会

日時

12月4日(金)公開

料金

一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

令和の今、時代に抗う衝撃作
欲望と哀しみが絡み合う、エロティック・ノワール

石井隆監督が遺した幻の脚本を城定秀夫監督が映画化!

『死んでもいい』『ヌードの夜』『GONIN』から遺作となった『GONINサーガ』まで19本の監督作品を遺し、2022年にこの世を去った鬼才・石井隆。しかし、遺したものは他にもあった。生前、撮る機会をうかがいながら書き溜めていた何本もの脚本だ。そのうちの一作が、劇画家として名を馳せていた70年代に発表した劇画を、自ら脚本化し、晩年、病床でも繰り返し手を入れていたという「雨のエトランゼ」。そんな79年に生み落とされた物語が、今、令和の時代に蘇る!

突然だった。見知らぬ女が雨に濡れて立っていた——。
過去の愛に傷つき彷徨い、さらに何度も傷つき壊れゆく、「土屋名美」と名乗る女。
そんな「名美」にどうしようもなく惹かれ、運命を狂わされていく編集長の村木とカメラマンの川島。名美を演じたのは、本作が初の主演作となる井筒しま。ハードなシーンにも果敢に挑みつつ、見る者を射抜くような大きな瞳を印象に残し〝運命の女〟を見事体現。
村木は『GONINサーガ』に主演し石井隆の最後の現場を知る東出昌大、川島は城定秀夫監督作品常連の毎熊克哉が演じ、「名美のわからなさ」に翻弄されながらも囚われ続けていく姿を、それぞれの形で痛切に表現している。

降りしきる雨、雨に滲むネオン管のビビッドな色彩の他、城定監督による石井隆へのオマージュも散見される本作は、ストーリーも、原作・脚本が石井隆だけに古典的なメロドラマと言えなくはない。だが、令和の時代に蘇ったこの物語を目撃した者は、それらが決して懐古的なものではなく、普遍性に満ちていることに気づくだろう。男たちに虐げられた女の傷とはいかに修復が困難なものなのか。そして、それを必死で愛し救おうとしても結局その手からすり抜けていく女を見送る他ないという、男が抱える孤独と諦念——。石井隆が常に描いてきたこの男と女のサガに時代は関係ない。いやむしろ、この時代にこそ見て、感じるべき物語なのだ。しかも劇場で!そう伝えているのが、城定秀夫監督によって今、世に放たれた『雨のエトランゼ』だといえるのである。

【STORY】
名美。雨の夜、
彼女はもう一度だけ
愛を信じた。

とある撮影スタジオ。サブカル雑誌編集長の村木(東出昌大)は、週刊誌を賑わせる人気女優・仁科陽子の過去——「かつてエロ本のヌードモデルだった」ことについて、「村木さんが発掘した女でしょ」と問われるも、「覚えてないな」と答える。しかし村木は知っていた。その女優は、かつてモデル募集の広告を見て編集部に面接に訪れた、当時大学生だった土屋名美(井筒しま)だということを。
3年前、面接で「お金が必要だからヌードモデルも辞さない」と話す名美を、村木はいったん帰そうとする。しかし、村木が席を外した隙に、フリーカメラマンの川島がカメラテストと称して名美に襲いかかる。怒った村木は川島を追い払い、名美と心を通わせるが、川島から村木に妻がいることを知らされた名美は、彼の前から姿を消してしまう——。

『雨のエトランゼ』
(2026年/日本/90分/カラー/ビスタ/5.1ch/R15+)

監督:城定秀夫
原作・脚本:石井隆
出演:井筒しま、東出昌大、さとうほなみ、飯島大介、中山俊、斉藤里奈、蓮実クレア、山本宗介、カトウシンスケ、桝田幸希、佐々木心音、服部竜三郎、細川佳央、安藤ヒロキオ、毎熊克哉、竹中直人
制作プロダクション:ファム・ファタル
製作幹事:クロックワークス
配給:NAKACHIKA