正しい 家族の つくりかた
ポーランドの鬼才が放つ、善悪の境界を揺るがす異色の監禁スリラー
ジェレミー・トーマス × イエジー・スコリモフスキ製作
第92回アカデミー賞国際長編映画賞®ノミネート『聖なる犯罪者』 ヤン・コマサ監督作
ポーランドの鬼才が放つ、善悪の境界を揺るがす異色の監禁スリラー
『聖なる犯罪者』で米アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされ、現代社会に潜む矛盾と人間の倫理を鋭く描いてきたポーランドの鬼才ヤン・コマサ。2025年トロント国際映画祭でワールドプレミアを迎えたその最新作は、誘拐された不良青年トミーと、彼を“いい子”に更生しようとする不気味な家族をめぐる心理スリラー。
一家の父クリスを演じるのは、『アドレセンス』のスティーヴン・グレアム。母キャスリンには『To Leslie トゥ・レスリー』のアンドレア・ライズボロー、トミー役には『1917 命をかけた伝令』のアンソン・ブーン。さらにプロデューサーには、ポーランド映画界の巨匠イエジー・スコリモフスキと、数々の名作を手がけてきたジェレミー・トーマスが名を連ねる。
『時計じかけのオレンジ』を彷彿とさせる異様な<再教育>が進むにつれ、誘拐犯と被害者、支配と救済、暴力と愛情の区別は少しずつ曖昧になり、いびつな共同生活はやがて“家族”の形を成し始める。人は変われるのか、そして愛と支配を分けるものは何か——大胆かつ挑発的な視点で「正しさ」を問い直す、危険な家族の寓話。



【STORY】
誘拐された青年を待ち受けていたのは“いい子”になるための<再教育>
ドラッグ、パーティー、暴力に明け暮れる19歳の青年トミー(アンソン・ブーン)は、ある夜、飲み騒いだ仲間たちと別れた直後、何者かによって誘拐されてしまう。人里離れた一軒家の地下室で目を覚ましたトミーは、自身が犬のように首輪を嵌められ鎖でつながれていることに気付くと激しい怒りと恐怖に襲われる。その家には物腰の柔らかな父クリス(スティーヴン・グレアム)、心に深い傷を抱える母キャスリン(アンドレア・ライズボロー)、そして幼い従順な息子ジョナサン(キット・ラクセン)が住んでいた。謎めいた夫婦は、罰と褒美を与えながらトミーを“いい子”に更生しようとするが、一体彼らの本当の目的とは?




『HEEL/ヒール』Good Boy
(2025年/ポーランド・イギリス/英語/110分/シネスコ/5.1ch/PG12)
監督:ヤン・コマサ
出演:スティーヴン・グレアム、アンドレア・ライズボロー、アンソン・ブーン、キット・ラクセン
日本語字幕:橋本裕充
製作:ジェレミー・トーマス、エヴァ・ピアスコフスカ、イエジー・スコリモフスキ
配給:スターキャットアルバトロス・フィルム