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港のひかり

11月14日(金)公開

©2025「港のひかり」製作委員会

日時

11月14日(金)公開

料金

一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/障がい者割引¥1,000/UPLINK会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINKユース会員(22歳以下)いつでも¥1,000

詳細 DETAIL

主演:舘ひろし×監督:藤井道人×撮影:木村大作

『正体』で第48回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した若手随一の実力派である藤井道人監督と、数々の名作を手がけてきたキャメラマン・木村大作。
唯一無二の存在感に人生の渋みと凄みを滲ませる主役の舘ひろしが元ヤクザの漁師・三浦を演じる。
全編35mmのフィルムカメラで撮影された映像は、登場人物の境遇や心情を物語るような自然の情景と、激しくも美しい雪の季節を映し出す。
親子以上に歳の離れた二人の12年にわたる友情を通して描かれるのは、たとえ血のつながりはなくても、「誰かのために生きる」ことができる人間の強さ。
世代を超えた絆を圧倒的なスケールで描き出す本作には時代を超えて受け継がれていく、人間と映画の魂が息づいている。

【STORY】

過去を捨てた元ヤクザの漁師と
目の見えない少年との十数年を描く、
年の差を超えた友情と再会のものがたり。

日本海を臨む小さな漁村に暮らす元ヤクザの三浦(舘ひろし)は、漁師で日銭を稼ぎながら細々と生活していた。
ある日、三浦は通学路で白い杖をついて歩く少年の幸太(尾上眞秀)を見かける。弱視を患う幸太を、同級生の子どもたちは、わざと転ばせて笑い者にしていた。幸太は両親をヤクザ絡みの交通事故で亡くし、彼を引き取った叔母はろくに育児もせず、その交際相手からも暴力を振るわれていた。事情を知った三浦は、孤独な幸太にどこか自身の姿を重ね、自分の船に乗ってみるかと誘う。
三浦を「おじさん」と慕う幸太に、自分は刑事だと嘘をつく三浦。純粋に一人の人間として接してくれた幸太に救われた三浦は、「海が見たい」という幸太に視力回復の手術を受けさせるため、ヤクザから金を奪う。そして、三浦は幸太に一通の手紙を残して自首をする。

12年後、出所した三浦はひそかに漁村へ戻って来る。手術が成功して光を取り戻した幸太(眞栄田郷敦)は刑事になってマル暴に配属されていた。警察の資料から「おじさん」の正体を知って葛藤する幸太は、自らの目で真実を確かめるために三浦を訪ねる。
再会し、再び心を通い合わせた二人だったが、そんなとき、三浦のヤクザ時代の弟分である大塚が殺された。先代の寵愛を受けていた三浦を目の敵にする現組長・石崎の仕業だった。石崎の牙は幸太にも迫り、三浦はもう一度拳銃を手に取る。自分よりも大切な人を守るために……。

『港のひかり』(2025年製作/118分/日本)
監督・脚本:藤井道人
出演:舘ひろし、眞栄田郷敦、尾上眞秀、黒島結菜、斎藤工、ピエール瀧、一ノ瀬ワタル、MEGUMI、赤堀雅秋、市村正親、宇崎竜童、笹野高史、椎名桔平
配給:東映、スターサンズ